October 2, 2018 / 11:29 PM / 20 days ago

欧州自動車トップ、無秩序なブレグジットへの警戒強める

[パリ 2日 ロイター] - 2日に開幕したパリ国際自動車ショーで仏PSAグループや独BMW(BMWG.DE)など欧州自動車大手のトップは、英国が合意なしに欧州連合(EU)を離脱した場合の影響について相次いで懸念を表明した。

10月2日、開幕したパリ国際自動車ショーで仏PSAグループや独BMWなど欧州自動車大手のトップは、英国が合意なしに欧州連合を離脱した場合の影響について相次いで懸念を表明した。ロンドンで2018年6月撮影(2018年 ロイター/Toby Melville)

EU離脱(ブレグジット)は来年3月29日に迫っているが、英国とEUは将来の通商関係についてまだ合意に至っていない。英国で近年に急成長を遂げた数少ない製造業の1つである自動車産業については、EUとの間で自動車部品や完成車などが日々、多数行き交っているため、合意なき離脱となった場合の影響が大きいとみられている。

BMWのハラルド・クルーガー最高経営責任者(CEO)は、英国が貿易協定なしにEUを離脱するハードブレグジットの確率を半々とみていることを明らかにし、そうなった場合には、英小型車「ミニ」の生産の一部をオランダに移さざるを得なくなると述べた。BMWは現在、ミニの大半を英オックスフォードの工場で生産している。

「メイ英首相とEUに対し、ハードブレグジットとなれば双方が敗者になると伝えた。協定の達成は不可能となり、オランダでの組み立てを余儀なくされる」と述べた。

PSAグループのカルロス・タバレスCEOもまた、合意なき離脱は痛みを伴うと警告。PSAは英国の2カ所に工場を持つ。

タバレス氏は記者団に「メイ首相とバルニエ(EU首席交渉官)には合意なき(ブレグジット)は受け入れられないと伝えるつもりだ」と述べた。そのような結果となれば「著しい影響」があると警告したが、詳しい説明はなかった。

独ダイムラー(DAIGn.DE)のディーター・ツェッチェCEOは、無秩序な離脱の可能性は深刻な懸念を引き起こしていると述べた。

仏ルノー・日産自動車・三菱自動車の会長を兼務するカルロス・ゴーン氏は「誰もが身動きがとれない状態だ」としてブレグジットを巡る不透明感に懸念を示した。日産は英北東部サンダーランドに工場を持つ。

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