June 17, 2019 / 6:12 AM / in 3 months

国連事務総長、EUに温室効果ガス削減目標の引き上げ求める

 6月15日、国連のグテレス事務総長(写真)は、欧州連合(EU)のトゥスク大統領への書簡で、2030年までに温室効果ガスを1990年比で55%削減するよう求めた。ウィーンで5月撮影(2019年 ロイター/LISI NIESNER)

[ブリュッセル 15日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は、欧州連合(EU)のトゥスク大統領への書簡で、2030年までに温室効果ガスを1990年比で55%削減するよう求めた。ロイターが書簡を入手した。

EUは現在、30年までの温室効果ガス削減目標を40%としているが、グテレス氏の求めはこれを大きく上回る。

グテレス氏は5月23日付の書簡で、EUは模範を示して温暖化対策を主導し、温暖化による将来の気温上昇を1.5度に抑えるべきだと伝えた。

20─21日に予定されているEU首脳会議は、9月の国連世界温暖化会議の前に開催される最後のEU首脳会議。

グテレス氏は、EUの指導力を期待しているとし「温室効果ガスの55%削減目標を掲げれば、力強いメッセージとなる」と指摘した。

さらに、EUは石炭消費を徐々に減らし、2020年以降は新たな石炭火力発電の建設を承認すべきでないとの考えを示した。

地球温暖化防止の国際的な枠組み「パリ協定」から米国が離脱したことから、国連の温暖化対策会議では中国とインドが主役となるとみられる。そのため、EUの間では、国際的な温暖化対策の取り組みでEUの存在感が低下するとの懸念がある。

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