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EU、排ガス規制違反めぐり英独など7カ国に法的措置へ=関係筋

[ブリュッセル 7日 ロイター] - ドイツや英国を含む加盟7カ国が自動車の排ガス規制監視を怠ったとして、欧州連合(EU)が8日中に法的措置を講じる見通しであることが、EU筋の話で明らかになった。

欧州委員会は排ガス基準に違反しているディーゼルエンジン車に対する加盟国の対応に不満を抱いており、最も厳重な法的措置に踏み切る方針で、裁判所への提訴に発展する可能性もあるという。

米国の規制当局は1年前に独フォルクスワーゲン(VW)VOWG_p.DEによる排ガス試験をめぐる不正を指摘。EU当局者などによると、加盟国の多くは雇用規模など自動車産業の重要性が高いことから、米国で一部のメーカーに科されているような制裁をこれまで実施してこなかった。

事情に詳しいEU筋によると、欧州委は諸加盟国が排ガスをめぐる不正の阻止や法違反に対する処罰、あるいは情報提供要請を目的とする制裁金を科すことを怠ってきたとして、問題視している。

関係筋によると、ドイツと英国にはVWの新車種の試験や承認に関連し措置を講じる。

欧州委の報道官から報道の内容について確認は得ていない。

8日に予定されている通告は、加盟国に対して取られる侵害手続の第1段階。加盟国は2カ月後までに回答する必要があり、調停期間中に欧州委の要求を満たすことができなければ、EUは裁判所に提訴することが可能になる。

現在のEU法では各加盟国の規制当局が新車種の承認や販売承認の撤回、制裁金の適用において権限を有している。

ドイツやイタリア、フランス、英国で実施された調査では「無効化機能」と呼ばれる、有害な排出物質を試験の時だけ減らす装置が使用されていることが明らかになったが、罰金を科した国はこれまでのところない。

EU法では2007年以降、この装置は違法とされているが、欧州の自動車メーカーはエンジンを保護するための適用除外に該当すると主張している。

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