[ブリュッセル 25日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のドナフー議長(アイルランド財務相)は25日、ユーロ圏景気支援に向けた財政政策について、新型コロナウイルス感染拡大が収束に向かうにつれ、投資と改革を後押しする形で段階的に引き揚げていくとの考えを示した。
ドナフー議長は欧州議会の経済委員会で「財務相が財政政策を巡るスタンスについて討議を行い、夏までに共通認識を醸成することが重要だ。こうした共通認識は2022年予算案を策定する際のガイダンスになる」と述べた。
その上で、財政刺激策が突如として終了されることはないとし、「財政の崖」から転げ落ちるような事態にははならないと語った。
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