March 27, 2019 / 7:35 PM / 25 days ago

市場のリスク再評価、金融安定性を脅かす可能性=ESRB

[ブリュッセル 27日 ロイター] - 世界的な貿易摩擦への懸念や英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)、明瞭さを欠くイタリア政策などを受け、グローバル市場がリスクプレミアムを再評価した場合、欧州連合(EU)の金融安定性が脅かされる可能性がある。欧州システミックリスク理事会(ESRB)がまとめた報告書をロイターが入手した。

ESRBは同報告書で「EUの金融安定性に対するリスクは、依然として高水準にあると評価されている」と指摘。金融業者によるリスク誤認やリスクプレミアムの再評価などが主な懸念要因とし、貿易摩擦や新興国経済の鈍化、ブレグジット、イタリアの政策不透明感によって引き起こされるとした。

また、これらの懸念要因によってEUの金融機関のバランスシートが悪化する可能性があるほか、EUの銀行や生命保険会社、年金制度が低金利環境下でリスクの増大に直面していると強調した。

ESRBは、高水準の公的および民間債務も金融の安定性に対するリスクと言及。さらに、投資銀行やヘッジファンドなどを含むEUのシャドーバンキングシステムの規模が拡大するにつれリスク測定が難しくなるとし、同システムが引き起こす危険性も指摘した。

同報告書では、グローバル金融市場の再評価が同セクターに「投げ売りと流動性逼迫」をもたらし、金融の安定性に対する懸念とリスク波及の引き金になりかねないとの警告が示された。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below