May 27, 2019 / 3:45 AM / 21 days ago

EU機関トップ人事、欧州議会の勢力細分化で複雑に

[ブリュッセル 26日 ロイター] - 26日までに実施された欧州議会選が欧州連合(EU)内の政治勢力の細分化を反映する結果となったことを受け、今後のEUを率いる5つのポストの人事がいっそう複雑になりそうだ。

 5月24日、欧州議会選が欧州連合(EU)内の政治勢力の細分化を反映する結果となったことを受け、今後のEUを率いる5つのポストの人事がいっそう複雑になりそうだ。写真は次期欧州議会の構成。ブリュッセルで27日撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

欧州議会選では、二大会派の中道右派・欧州人民党(EPP)と中道左派の欧州社会・進歩連盟(S&D)が過半数割れとなる見通しだ。

次期欧州委員長の承認には751議席中376議席が必要だが、両会派の合計議席はこれまでの401議席から約332議席に減る見通しだ。

EPPの欧州委員長候補であるドイツ出身のマンフレート・ウェーバー氏は選挙結果を受け「中道派の縮小に直面している」と指摘した上で、「リベラル派や中道左派、EPPを抑える過半数勢力が見られるわけではない」とし、今後は手を組んで協力すべきだとの考えを示した。

EU28カ国は28日の首脳会議で、欧州委員会、欧州議会、EUの外交政策および欧州中央銀行(ECB)を率いるトップの人事を話し合う。入れ替えが行われるもう1つのポストはEU首脳会議の議長を務めるEU大統領だ。

各勢力は27日に人事を巡る協議を始める。今回の選挙ではマクロン仏大統領の政党への票が寄与してリベラル会派が議席を増やしたほか、緑の党も健闘した。

ウェーバー氏の対立候補である中道左派のティメルマンス欧州委第1副委員長(規制・組織関係・基本権)は、親EU勢力による「進歩」連合を呼びかけた。

次期欧州委員長候補にはこのほか、英国のEU離脱問題でEU側の首席交渉官を務めるミシェル・バルニエ氏なども挙がっている。

EUは28日の首脳会議で次期欧州委員長の最終候補を選ぶ可能性は低いが、トゥスクEU大統領にさらなる協議の権限を負託する見込みで、トゥスク氏は6月中に調整を終えたい考えだ。

その後、EU首脳会議の人選を欧州議会が承認する必要がある。

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