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昨年の欧州CO2排出量、過去最大の減少 コロナで経済活動が鈍化

 4月1日、欧州連合(EU)の二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の対象となっているセクターの2020年のCO2排出量が前年比14.4%減少し、過去最大のマイナスとなったことがアナリストの分析で明らかになった。写真はロンドン上空を飛ぶ飛行機。2月撮影(2021年 ロイター/Kevin Coombs)

[ロンドン 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の対象となっているセクターの2020年のCO2排出量が前年比14.4%減少し、過去最大のマイナスとなったことがアナリストの分析で明らかになった。

新型コロナウイルス対策で経済活動が制限されたこと、航空需要が落ち込んだことが背景にある。

リフィニティブのアナリストが欧州委員会のデータを分析したところ、2020年の排出量は13億6500万トンとなった。マイナス幅は2005年の制度創設以来最大。

同制度の対象となっているセクターのCO2排出量はEU全体の約45%を占める。航空機以外の輸送部門や農業は含まれていない。

リフィニティブのアナリスト、イングビルド・ソルフス氏は「排出量が大きく減少したのは、新型コロナの流行で昨年の経済活動が縮小したことや、再生可能エネルギーが化石燃料に取って代わったことによる影響だ」と指摘した。

航空部門の排出量は旅行が大幅に制限されたことから258万トンと前年比58.4%減少した。

工場や発電所など固定発生源からの排出量は12.6%減の13億3900万トンだった。

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