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欧州委、17年のユーロ圏成長率見通しを1.6%に上方修正
2017年2月13日 / 11:29 / 9ヶ月後

欧州委、17年のユーロ圏成長率見通しを1.6%に上方修正

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、ユーロ圏の2017年の経済成長率見通しを1.6%と、昨年11月に示した1.5%からやや上方修正した。

欧州委は、上方修正の理由について「16年下半期の予想を上回るパフォーマンスと17年の好スタート」を挙げた。18年の成長率見通しも1.8%と、前回予想の1.7%から若干上方修正した。

ただ欧州委は「通常よりも高い不確実性が広がっている」と指摘。トランプ米大統領の動向がユーロ圏の不確実性を高める一因となるほか、英国のEU離脱交渉開始やEU各国の選挙など他の政治的リスクも懸念要因という。

英国の経済成長率は16年の2.0%から17年に1.5%、18年には1.2%へと減速する見通し。EU離脱交渉が影響するという。

欧州委は英国について「不確実性が事業投資に悪影響を与えているほか、個人消費も収入減少を背景に鈍化が見込まれる」と指摘した。

ユーロ圏の17年のインフレ率は、1.7%と16年の0.2%から大幅に上昇する見通し。前回予想は1.4%だった。

18年は1.4%への減速が見込まれている。変動の大きな要因を除くコアインフレ率は徐々に上昇する見通し。

欧州委は欧州中央銀行(ECB)のインフレ目標である2%にはまだ「届いていない」が、「近付いている」との見方を示した。

欧州委のドムブロフスキス副委員長は「インフレ率は低い水準から上昇しており、現在の金融刺激策が永遠に続くとはみていない」と指摘。ユーロ圏各国に構造改革を続けるよう呼び掛けた。

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