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ユーロ圏独自の予算や財務省を=モスコビシ欧州委員
2017年2月16日 / 17:46 / 9ヶ月後

ユーロ圏独自の予算や財務省を=モスコビシ欧州委員

[ウィーン 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は15日、ウィーンで講演し、ユーロ圏の統合を深化させるよう求めた。英国の離脱決定でEUが揺らぐ中で、ユーロ圏の統合を強めることは分裂につながるとする見方を否定。「EUの加盟27カ国の全てがユーロ圏に入っているわけではないため、ユーロ圏のつながりを強めることでEUが分裂する可能性を指摘する者もいる。私はこうした考えは大きな間違いだと思う」と述べた。

モスコビシ氏はユーロ圏のために新たな機関を特別に設立することを支持。EUとは別に予算を組むことや、欧州委の理事も兼任するユーロ圏の財務大臣も必要だとした。  モスコビシ氏は講演前に記者団に「ユーロ圏に財務省を設けることに賛成だ。一定範囲の予算もしくは財政が投資促進と失業対策を可能にすることを支持する」と強調。経済成長にとっての主な脅威は投資の不足だと加えた。  ドイツとフランス、そしてユーロを使用するその他17カ国の多くは、細部については見解が異なるものの、ユーロ圏の結びつきをより強化することには前向きだ。ユーロ圏は何年も危機が続いており、通貨ユーロの存続を疑う投資家もいた。  一方でユーロ圏の周辺国は、中核となる国が望まれない政策を全体に導入してしまう枠組みができてしまうと懸念している。  モスコビシ氏は、欧州が創設を目指している銀行同盟について、金融安定のために完成させるべきだとしながらも、有権者を味方につけることが重要だとも指摘した。ポピュリズムの台頭や英国のEU離脱投票を明らかに意識した発言とみられる。

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