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欧州委、ハンガリーへの補助金交付停止を勧告 法の支配にリスク

 EU欧州委員会は18日、ハンガリーへの約75億ユーロの補助金の交付を汚職を理由に一時停止することを勧告した。写真はオルバン・ハンガリー首相。5月ブリュッセルで撮影(2022年 ロイター/Johanna Geron/File Photo)

[ブリュッセル/ブダペスト 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は18日、ハンガリーへの約75億ユーロの補助金の交付を汚職を理由に一時停止することを勧告した。法の支配の保護を目的とする新たな制裁措置を初適用した。

ハンガリーは、長期政権を敷くオルバン首相が裁判所やメディア、学術界に圧力を掛け、移民、同性愛者、女性の権利を制限しているとEUは主張。

EUは2年前、ハンガリーとポーランドで民主主義が損なわれるとして、新たな制裁措置を導入した。

欧州委のハーン委員(予算・総務担当)によると、勧告は2021─27年のEU共通予算におけるハンガリー向けの結束基金の約3分の1の交付を停止する内容。

ハーン委員は、この勧告は「法の支配の侵害に関するものだ」とし、ハンガリーの公的調達法を巡る問題や不十分な利益相反対策など不正防止措置の不備を指摘した。

加盟国は3カ月以内にこの勧告の可否を判断する見込み。75億ユーロは、ハンガリーの22年の国内総生産(GDP)見込みの5%に相当する。

EUとの交渉担当であるナヴラチチ開発相は、EUの補助金を失わないよう、欧州委に対する17項目の約束を全て果たす方針だと述べた。

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