September 24, 2014 / 5:03 PM / 5 years ago

イラン産ガス輸入をEU計画、制裁解除条件

[ロンドン 24日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、最大の天然ガス供給国であるロシアとの関係が冷え込む中、イラン産ガスの輸入再開に向けた準備をこれまでより優先的に進めつつある。

イランからのガス輸入には同国の核開発疑惑をめぐる対イラン制裁の解除とパイプラインの増設が必要条件となるが、EUのエネルギー戦略策定に関わる欧州委員会筋によると、それでも準備は進められているという。

同筋は、「ロシア産ガスへの依存度を低下させるための中期的な措置として、イランは優先順位がかなり高い」と述べた。

「イラン産ガスは欧州に非常に簡単に輸送することが可能で、政治的にもイランと西側諸国の関係は明らかに改善している」とした。

ロシアは現在、欧州が必要とするガスの3分の1を供給しているが、ウクライナ情勢をめぐりEUは対ロシア制裁を強化させており、ロシア以外から輸入する必要性が増している。

一方、イランのガス埋蔵量はロシアに次ぐ世界第2位。

ロシアによるクリミア編入後にEUの対外政策局のためにまとめられた資料には、「ガス生産での高い潜在能力、国内エネルギー部門の改革や西側諸国との関係の正常化がイランをロシアに代わる信頼できる供給国にしている」と指摘している。

イランのロウハニ大統領は24日にニューヨークで行われたオーストリアのフィッシャー大統領との会談で、「イランは欧州にとって安全なエネルギー供給源となり得る」と述べている。

イランが信頼できるガス供給を売り込むことに対しては、ロシア国営天然ガス企業ガスプロム(GAZP.MM)が警戒感を高める可能性が高い。

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