October 23, 2018 / 9:00 PM / a month ago

欧州市場サマリー(23日)

[23日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落。軟調な決算や地政学的緊迫感、英国の欧州連合(EU)離脱の先行き不透明感、イタリアの予算などが相場の重しとなり、FTSE100種は3月以来の安値を付けた。

米中貿易摩擦や地政学的緊迫感、決算を材料に米国株式相場が下落して取引を開始した。これを受け、ロンドン株式相場の市場心理が一段と悪化した。

オンラインスーパー大手オカド(OCDO.L)は9.7%下落し、2年超ぶりの大幅安となった。米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が今週決算発表を控えているほか、半導体メーカーAMS(AMS.S)やスイスのパソコン周辺機器メーカーのロジテック(LOGN.S)などが軟調な業績見通しを示したことでテクノロジー銘柄が広範に売り込まれていることが不安視された。

資産運用会社セント・ジェームズ・プレイス(SJP)(SJP.L)は5.2%下落し、2016年12月以来の安値に落ち込んだ。第3・四半期に資本流入の伸びが減速したことが嫌気された。金融銘柄が連れ安となる中、金融部門はFTSE100種を21ポイント押し下げた。

また、エネルギー部門は原油安に伴いFTSE100種を36ポイント押し下げた。

<欧州株式市場> 続落。イタリア株やテクノロジー部門が振るわず、全体を押し下げた。

イタリアの主要株価FTSE・MIB指数.FTMIBは0.86%低下し、2017年2月以来の安値をつけた。欧州連合(EU)欧州委員会がイタリアの予算案を認めず、3週間以内に修正案を出すように要請した。

部門別ではテクノロジー株指数.SX8Pが3.73%低下し、最も振るわなかった。米アップル(AAPL.O)の供給業者である半導体メーカーAMS(AMS.S)や、情報技術(IT)サービス、アトス(ATOS.PA)が軟調な決算を発表したことが売り材料となった。

<ユーロ圏債券> 序盤の取引で低下したイタリア国債利回りが反転して急上昇。欧州連合(EU)の欧州委員会がイタリアの来年度予算を拒否したことを受けた。

イタリア紙イル・メッサジェーロは、2019年予算案に市場が否定的に反応し、イタリア・ドイツ10年債利回り格差が急上昇すれば、連立政権が予算案を修正する用意があると報道。これを受け、序盤はイタリア国債利回りが低下した。

その後、欧州委員会がイタリア予算案を拒否することを決め、3週間以内に新たな案を示すよう同国に求めた。

イタリア2年債利回りIT2YT=RRは一時1.58%に12ベーシスポイント(bp)上昇。その後、1500GMT(日本時間午前0時)までに1.53%にやや戻した。10年債利回りIT10YT=RRは8bp上昇の3.55%。一時は3.586%を付けた。

イタリアとドイツの10年債利回り格差DE10IT10=RRは12bp広がり、315bpとなった。

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