[ブリュッセル 24日 ロイター] - ルクセンブルクにある欧州一般裁判所は24日、欧州連合(EU)反トランスト(独禁)当局がフェイスブックのデータやオンライン・マーケット・プレースに対する調査に関連して米メタ・プラットフォームズに情報提供を要求したことは正当との判断を示した。
メタの広報担当者は、判決を受け「選択肢を検討している」と述べた。
欧州一般裁判所は、EU独禁当局の文書の提供要求が必要以上との主張をメタ側が証明できていないと指摘。さらに仮想データルーム(VDR)を巡るメタの主張も不十分と判断した。
メタは、当局のデータ提供要求の必要性に疑問を呈しながらも2019年以降、100万件以上の文書を提出したとしている。このような当局の要請を批判する企業は増えている。
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