July 12, 2019 / 1:58 AM / 2 months ago

EU、資金洗浄巡り「グレーリスト」策定検討 サウジ追加も

[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、マネーロンダリング(資金洗浄)のリスクがある国・地域を指定するリストを見直す用意を進めており、新たに作る「グレーリスト」にサウジアラビアを追加する可能性がある。EUの機密文書で明らかになった。

欧州委員会は2月、資金洗浄やテロ資金供与への対策が不十分な国・地域を挙げたブラックリストにサウジを追加することを提案したが、サウジの圧力を受けて加盟国が却下した。経済面の影響を懸念した英仏などが、欧州委はリスト掲載国に懸念に対処する機会を与えなかったとして反対した。

これを受けて欧州委のベラ・ヨウロバー委員(司法・消費者・男女平等)は、リスト掲載のプロセスを見直した。

ロイターが確認した文書によると、新たなプロセスでは対策が不十分な国を直接ブラックリストに掲載するのではなく、リスクのある国に特定の期限までにルールや慣行を改めるよう求める「段階的アプローチ」をとる。

EU当局者がロイターに語ったところによると、このプロセスでは実質的にグレーリストができることになり、グレーリスト指定国は必要な改革を行わなかった場合のみブラックリストに掲載される。

EU当局者は、サウジは比較的異論の少ないグレーリストに掲載される可能性が高いとの見方を示した。

EU加盟国の担当者は11日、ブリュッセルでこの問題を協議した。各国政府とEU議会の支持が得られれば、欧州委は9月にも新たなリストを採用する可能性がある。

ただ、加盟国は依然として慎重な姿勢を見せており、一部はグレーリストにも反対する可能性がある。

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