[7日 ロイター] - ミシェル欧州連合(EU)大統領は7日、EU・ロシア関係の「悪化傾向は、ロシアが破壊的な行為を停止した場合のみ変化し得る」とツイッターに投稿し、ロシアに態度を改めるよう訴えた。
ロシアのプーチン大統領との電話会談後に投稿した。EU・ロシア関係は悪い状態にあり、さらに悪化する場合も含め、この状況は双方の利益にならないと指摘した。
EUとロシアは人権問題やロシアによるウクライナ介入、ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の処遇などについて意見が対立している。
ロシア大統領府の声明によると、プーチン大統領は、ロシアとEUは依然、貿易と投資において主要なパートナーだが、満足のいく関係だと見なすことはできないと述べた。
声明はプーチン氏とミシェル氏の電話会談について、「現実的で敬意のある形の協力を復活させることが互いの利益に合致するとの指摘があった」とした。
プーチン氏はまた、EUのベラルーシ制裁は非生産的との見方を示した。
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