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EU首脳、予算やコロナ復興基金巡り継続協議へ

欧州連合(EU)首脳は19日、1兆8000億ユーロ規模の2021─27年予算と新型コロナウイルス復興基金について、継続協議とすることを決めた。ロンドンで昨年4月撮影(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳は19日、1兆8000億ユーロ規模の2021─27年予算と新型コロナウイルス復興基金について、継続協議とすることを決めた。

首脳らはオンライン形式で30分近く話し合いを行ったものの、打開策を見いだせず、合意に向けさらに時間をかけることが妥当と判断した。

EU予算とコロナ復興基金の採択を巡っては、今週に入りハンガリーとポーランドが拒否権を発動。資金へのアクセスに関し、法の支配の尊重が条件に盛り込まれたことに反発した。承認には加盟国の全会一致が必要になる。

ドイツのメルケル首相は会見で「EU予算についてはコンセンサスがあるものの、法の支配についてはない」とした上で「拒否権がある以上、ハンガリーやポーランドとの話し合いを続けなければならない」と語った。

あるEU当局者は「テレビ会議でこのような複雑な問題を議論するのは適切でない。われわれは状況の深刻さを過小評価しているわけではなく、合意は必要だと確信している」と述べた。

ハンガリーのグヤーシュ首相府長官は会見で「EU予算や救済策が現在の形で発効する可能性はゼロだ」と表明。また、ポーランド政府の報道官はロイターに対し「交渉を通じて妥結できると確信している」と述べ、合意の余地はあるとの考えを示唆した。

*内容を追加しました。

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