July 1, 2019 / 12:41 AM / 3 months ago

EU臨時首脳会議、欧州委員長の後任巡る協議難航

 6月30日、欧州連合(EU)の臨時首脳会議が同日開かれ、ユンケル欧州委員長の後任が協議されたが、一部主要国が合意した候補、ティメルマンス欧州委第1副委員長(写真)に東欧や中道右派の首脳が反対し、人選は難航している。5月にブリュッセルで撮影(2019年 ロイター/Francois Lenoir)

[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)の臨時首脳会議が30日開かれ、ユンケル欧州委員長の後任が協議されたが、一部主要国が合意した候補に東欧や中道右派の首脳が反対し、人選は難航している。

ドイツ、フランス、スペインの首脳は先週の日本滞在中、オランダ出身のティメルマンス欧州委第1副委員長・元オランダ外相を次期欧州委員長に推すことで合意していた。

だが、30日の会議では、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロバキアから予想外の強い反対を受けた。

欧州委員長を含むEUの5つの重要ポストの人事を巡る首脳会議は今回で3度目。欧州中央銀行(ECB)の次期総裁もここで選ばれる予定だが、合意に至らないため、決定は先送りされる可能性が高い。

あるEU高官は「中道右派からティメルマンス氏に対する反対の声が上がった。彼らは自分たちの候補を支持している」と語った。

東欧諸国の首脳らは、ティメルマンス氏の欧州委員長への指名に反対を表明。同氏は欧州委第1副委員長として、ポーランドとハンガリーの人権違反をたびたび非難してきた。

ハンガリーのオルバン首相は首脳会議の前に、EUの保守派リーダーに対し、人事案への反対を表明。チェコ、ポーランドとクロアチアも懸念を示した。

EU懐疑派が政権を握るイタリアは先にティメルマンス氏の指名に反対を表明しており、イタリアと英国が投票を棄権した場合、ポーランドとチェコ、スロバキア、ハンガリーの反対でティメルマンス氏の指名が阻止される可能性がある。

次期欧州委員長は欧州議会が議長を選ぶ7月3日より前に選ばれる予定だったが、一部の外交官によると、7月15日にEU首脳会議が再び開かれる可能性もあるという。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below