[ブリュッセル 17日 ロイター] - 中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の運営会社は、欧州でデータセンターを2カ所増設する方針だ。利用者情報の安全性を巡る懸念とともに、同社に対する規制圧力を和らげる可能性がある。
ティックトックの欧州事業担当ゼネラルマネジャー、リッチ・ウォーターワース氏はブログで「昨年発表したサイトに加え、サードパーティーのサービスプロバイダーとアイルランドで2番目のデータセンター計画をまとめる進んだ段階にある」と明らかにした。
その上で、アイルランドで計画している事業をさらに補完するため、欧州に第3のデータセンターを設立する交渉を進めているという。
ティックトックはまた、2022年8月から23年1月までの期間で、欧州連合(EU)における月間アクティブユーザー数が平均1億2500万人だったと報告した。
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