for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

欧州委、強制労働関連製品の域内輸入禁止を提案

 欧州連合(EU)の欧州委員会は9月14日、強制労働と関係がある製品の域内輸入を禁止する措置を提案した。ブリュッセルの欧州委員会本部で6月17日撮影(2022年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は14日、強制労働と関係がある製品の域内輸入を禁止する措置を提案した。米国は中国を念頭に同様の法令を既に成立させているが、欧州委の提案は欧州議会とEU加盟各国の協議で内容に修正が加えられるとみられている。

この提案は特定の国・地域を名指ししているわけではない。ただ6月に欧州議会が中国の新疆ウイグル自治区における人権侵害に強い懸念を示し、強制労働によって作られた製品の輸入を禁じる法令の制定を求めていた。

各人権団体は、中国政府が新疆ウイグル自治区でイスラム系少数民族のウイグル族の人々をキャンプに収容して強制労働に従事させていると非難。米国では昨年、こうした状況を踏まえて新疆ウイグル自治区からの輸入を禁止する「ウイグル強制労働防止法」を定めた。

新疆ウイグル自治区は綿花の主要生産地で、太陽光発電パネルの素材供給地でもある。中国政府は人権侵害を否定している。

欧州委の提案では、加盟各国の通関当局が強制労働とかかわりがある輸入品かどうかを確定する義務が生じる。今後当局が判断するための基本的な指針を欧州委がウェブサイトで公表するという。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up