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ユーロ圏景況感指数、10月は2001年以来の高水準に上昇
2017年10月30日 / 11:14 / 24日後

ユーロ圏景況感指数、10月は2001年以来の高水準に上昇

[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州委員会が30日発表した10月のユーロ圏景況感指数は114.0と、9月の113.1(改定値)から大きく上昇し、ドットコム・バブルがはじけた2001年1月以来、ほぼ17年ぶりの高水準となった。

ロイターが集計したエコノミスト予想(113.4)も上回り、ユーロ圏景気の回復が軌道に乗っていることを裏付けた。

同指数は2000年5月に過去最高の119.0を付けている。

国別では、ドイツやイタリアが上昇し、フランスは低下した。カタルーニャの独立問題で揺れるスペインは全般的に改善。製造業などが好調となる一方、小売りなどは低調だった。

INGのエコノミストは「政治的な緊張が今年の景況感に及ぼす影響は引き続き限定的だ」と述べた。

カタルーニャ州議会は前週27日、独立に関する動議を可決し、スペインからの独立を宣言。その後、上院からカタルーニャ州の直接統治権を承認された中央政府のラホイ首相は、同州政府の閣僚を解任し、議会を解散、さらに12月21日に州議会選挙を実施すると発表した。

バルセロナでは29日、カタルーニャ州の独立に反対する数十万人の人々がデモを行った。これまで、あまり声を上げてこなかった独立反対派の集会としては最大規模で、独立を巡り市民が分断している状況が鮮明になった。現地紙エル・ムンドが29日公表した世論調査では、カタルーニャ州の独立に反対する政党が支持率でややリードしている。

翌31日に発表される第3・四半期の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.5%増と、前四半期の同0.6%増から多少減速すると予想されている。

ユーロ圏業況指数は1.44と、9月の1.34から上昇し、2011年3月(1.47)以来の高水準となった。

景況感はすべてのセクターで上向き、サービス業景況感指数は9月の15.4から16.2に大幅上昇した。

製造業は6.7から7.9へ、小売りは3.0から5.5へ上昇した。

消費者もこうした楽観ムードを共有し、消費者信頼感指数は9月のマイナス1.2からマイナス1.0に改善し、16年ぶり高水準となった。

ただ、製造業販売価格期待指数は9月の10.5から8.6に低下した。

一方消費者のインフレ期待指数は14.2から14.7へ上昇した。

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