April 17, 2019 / 12:52 AM / 7 days ago

ユーロ圏共通予算、追加的政策手段に=ユーログループ議長

 4月16日、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は、将来のユーロ圏共通予算は金融政策を補完する追加的な政策手段になるとの見通しを示した。ロンドンで講演する同議長(2019年 ロイター/Helen Reid)

[ロンドン 16日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は16日、将来のユーロ圏共通予算は金融政策を補完する追加的な政策手段になるとの見通しを示した。

欧州連合(EU)の当局者らはこれまでのところ、共通予算の規模や財源、使途についての詳細をほとんど明らかにしていない。

センテノ議長は、ロンドン・ビジネス・スクールでの講演に向けた原稿で、「ユーロ圏予算は立ち上がりからバズーカの威力を発揮するわけではないが、有益であることが証明されるに伴い、時間をかけて徐々にわれわれのニーズに合わせることが可能になるだろう」と述べた。

議長はまた、欧州共通の預金保険制度は、欧州経済通貨同盟に「不可欠な」一部だと指摘。「それはシステムに対する信頼を高める効果があり、銀行取り付けを防止することになる」とした上で「その議論が今政治レベルで行われているということが信頼につながるだろう」と述べた。

センテノ議長は、最近の情勢は米ドルの支配的地位に対する疑念を生じさせていると指摘し、ユーロは国際的な地位を向上すべきとの従来の見解を繰り返した。

「米国は、経済制裁を補完する手段としてドルを公然と利用している。中央銀行の独立性が負の影響を受けている」と述べた。

また、保護主義とポピュリズム (大衆迎合主義)が広がるなか、ユーロは欧州に、世界の金融秩序を形作る手段を提供することになると指摘した。「われわれが発言権を維持したいなら、ユーロが最善で唯一の方法だ」と強調した。

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