April 15, 2015 / 7:48 PM / 3 years ago

ドイツ10年債利回りゼロ接近、ECB量的緩和完遂確約で

[ロンドン 15日 ロイター] - 15日のユーロ圏金融・債券市場では、独10年債利回りが低下しゼロ%に迫った。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が理事会後の記者会見で、ユーロ圏経済は回復しているとの認識を示しながらも、3月に開始した量的緩和(QE)を完遂する姿勢を示したことが背景。

独10年債DE10YT=TWEB利回りは0.106%まで低下し、過去最低水準を更新。ドイツがこの日に実施した約33億ユーロの10年債入札でも、平均落札利回りは0.13%と、過去最低を付けた。

ナティクシスの債券ストラテジスト、シリル・レグナト氏は、一部市場にはゼロ%を試しにいく機運も見られるとし、「独10年債利回りがマイナス圏に低下する日はそう遠くはない」と述べた。

ECBの量的緩和策開始を受け、ドイツでは償還期限が8年以内の国債の利回りはすでにマイナス圏に低下している。

ECBは2016年9月末まで量的緩和プログラムを実施する意向。市場では、ECBが同プログラムの下で買い入れる債券が不足するのではないかとの懸念が出るなか、ドラギ総裁はこの日の記者会見でい入れ対象となる債券は十分にあると指摘。

ECBの量的緩和策をマラソンになぞらえ、最初の1キロしか走っていない時にどのようにレースを終えるかは考えないと述べた。

ドイツでは30年債DE30YT=RR利回りは0.49%まで低下し、過去最低を更新。この日は米2年債US2YT=RR利回りも一時、同水準まで低下している。

他のユーロ加盟国の国債利回りも低下し、仏10年債FR10YT=TWEBは0.355%、アイルランド10年債IE10YT=TWEB利回りは0.657%、オーストリア10年債AT10YT=TWEB利回りは0.222%などとなっている。

一方、ギリシャ2年債利回りは一時23.91%まで上昇。この日は格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がギリシャ国債の格付けを「CCCプラス」に一段階引き下げている。格付け見通しは「ネガティブ」。

S&Pは「徹底的な経済改革、もしくは追加支援の実施がなければ、ギリシャの債務は持続不可能になる」としている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below