August 18, 2014 / 6:12 PM / 4 years ago

アイルランド国債利回り初の2%割れ、格上げ受け=ユーロ圏市場

[ロンドン 18日 ロイター] - 18日のユーロ圏金融・債券市場では、フィッチが前週末にアイルランドの格付けを引き上げたことを受け、同国の10年債利回りが初めて2%を割り込んだ。

格付け会社フィッチ・レーティングスは15日、アイルランドの格付けを「BBBプラス」から「Aマイナス」に引き上げた。同国格付けを「A」レベルに引き上げたのは、主要格付け機関3社のなかではスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)に続きフィッチが2社目。

これを受け朝方の取引でアイルランド10年債IE10YT=TWEB利回りは低下し、1.96%と過去最低水準を更新した。ただその後は2.02%まで戻している。

前週15日に0.952%と過去最低を更新した独10年債DE10YT=TWEB利回りは、この日はウクライナをめぐる懸念が緩和したことで4ベーシスポイント(bp)上昇の1.015%。アイルランド10年債と独10年債との利回り格差は一時95bpとなり、2008年以来の水準に縮小した。

INGのシニア金利ストラテジスト、アレッサンドロ・ジャンサンティ氏は、「アイルランドをめぐる市場心理は大きく改善した」と指摘。フィッチによる格上げを受け、機関投資家からの買いが入りやすくなるとの見方を示した。

同氏は、「Aマイナス」の格付けを得ている社債の利回りは独連邦債利回りより80bp高い水準で推移しているため、アイルランド国債利回りが一段と低下する余地はあるとしている。

スペイン10年債ES10YT=TWEB利回りは6bp上昇の2.36%、イタリア10年債IT10YT=TWEB5bp上昇の2.65%となった。

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