September 5, 2014 / 5:32 PM / 4 years ago

ユーロ圏周辺国の国債利回り過去最低、ECB緩和受け

[ロンドン 5日 ロイター] - 5日のユーロ圏金融・債券市場では、前日に利下げを決定した欧州中央銀行(ECB)が量的緩和実施に踏み切るのではないかとの観測から、イタリア、アイルランド、スペインの国債利回りが過去最低水準を更新した。

8月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の増加が8カ月ぶりの低水準となったことで、連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ開始観測が後退したことも、格付けの低いユーロ圏国債を含む高リスク資産に資金が流れる要因となった。

ECBは4日の理事会で利下げを決定すると同時に、資産担保証券(ABS)およびカバードボンドを買い入れ開始も決定。理事会後の記者会見でドラギ総裁は、量的緩和について協議したことを明らかにした。

メリオン・ストックブローカーズの首席エコノミスト、アラン・マクエイド氏は、ECBの決定について「かなり劇的な措置だった」とし、「残された手段は量的緩和だけとなった」と述べた。

利回りは、スペイン10年債ES10YT=TWEBが2.05%、イタリア10年債IT10YT=TWEBが2.26%、アイルランド10年債IE10YT=TWEBが1.643%と、9─11ベーシスポイント(bp)低下し、それぞれ過去最低水準を更新した。

2年債利回りは、ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、フランス、フィンランドでマイナス圏。アイルランド2年債利回りもゼロ%近辺となっている。

独10年債DE10YT=TWEB利回りは0.94%と3bp低下した。

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