November 28, 2014 / 8:07 PM / 4 years ago

ユーロ主要国の国債利回り過去最低近辺、ECB緩和観測で

[ロンドン 28日 ロイター] - 28日のユーロ圏金融・債券市場では、主要国の国債利回りが過去最低水準近辺で推移した。エネルギー価格下落を受け、ユーロ圏の消費者物価の上昇の勢いが鈍ったことで、欧州中央銀行(ECB)が追加緩和策を打ち出すとの観測が膨らんだことが背景。

独10年債DE10YT=TWEB利回りはやや低下の0.70%。仏10年債FR10YT=TWEB利回りは3ベーシスポイント(bp)低下の0.98%、イタリア10年債IT10YT=TWEB利回りは2bp低下の2.06%となった。

欧州連合(EU)統計局が発表した11月のユーロ圏消費者物価指数速報値は、前年 比0.3%上昇と、10月(0.4%上昇)から伸びが鈍化し、5年ぶりの低水準だった9月と肩を並べた。

クレディ・アグリコルのシニア・ユーロ圏エコノミスト、フレデリック・デュクロゼ氏は、「原油価格がディスインフレの大きな要因となっていることは明らかだが、ECBがこうした状況を看過できないということも明白だ」と述べた。

イタリア国債と独連邦債との利回り格差は年初来最もタイトな水準近辺に縮小。ストラテジストの間では、ECBが量的緩和実施に踏み切れば、ユーロ圏の高利回り債券のアウトパフォームが一段と進むとの見方が出ている。

BNPパリバとクレディ・スイスはECBは12月4日の理事会で量的緩和実施を発表するとの見方を示している。

ギリシャ国債に対するこのところの売りはやみ、同10年債GR10YT=TWEB利回りは8.46%で推移した。

一方、ポルトガル国債利回りは上昇。主要エネルギー企業の株価が下落し同国の株式市場が軟調となったことに連動した。10年債PT10YT=TWEB利回りは5bp上昇の2.89%となった。

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