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ドイツ10年債利回り上昇、ECB総裁発言なお影響=ユーロ圏市場
2015年6月4日 / 18:28 / 2年後

ドイツ10年債利回り上昇、ECB総裁発言なお影響=ユーロ圏市場

[ロンドン 4日 ロイター] - 4日のユーロ圏金融・債券市場では、前日の欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言が引き続き影響するなか、独10年債利回りが1%に迫り、8カ月ぶりの水準に上昇した。

 6月4日、ユーロ圏市場は独10年債利回りが1%に迫った。写真はフランクフルトで記者会見に臨むECBのドラギ総裁。3日撮影(2015年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

ドラギ総裁は前日の理事会後の記者会見で、金利が非常に低い水準にある時は資産価格のボラティリティーが高くなる傾向があるとし、「われわれはボラティリティーが高い状態に慣れる必要がある」と発言。市場ではドラギ総裁が何らかの口先介入を行うのではないかとの観測が出ていた。

独10年債DE10YT=TWEBはこの日の取引で一時0.998%と、約10ベーシスポイント(bp)上昇。終盤の取引では3bp低下の0.83%近辺で推移している。

国債利回りの上昇が今後も続けば、景気回復が腰折れする恐れもある。2日と3日の独10年債利回りの上昇は2日間としてユーロ導入後で最大。INGのシニア金利ストラテジストは、長期金利は投融資をめぐる決定に影響を及ぼすため、長期金利の水準は非常に重要になるとしている。

ノルデアの首席アナリスト、ジョニー・ボー・ヤコブセン氏は、「ドラギ総裁は市場のボラティリティーが高い状態は継続すると警告した」とし、「つまり メッセージは明確だ。ECBには方針を変えるつもりもなく、市場のボラティリティーに影響を及ぼすつもりもない」と述べた。

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