September 13, 2018 / 6:35 PM / 12 days ago

欧州市場サマリー(13日)

[13日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落。ポンド高に伴い輸出大手の株価が下がった。小売銘柄の値下がりも目立った。

英国の欧州連合(EU)離脱交渉において、アイルランド国境問題で協議に進展があったとの報道からポンドが値上がりした。この日はまた、イングランド銀行(英中央銀行)が第3・四半期の成長率予想を引き上げたこともポンドを押し上げた。中銀は予想通り政策金利を据え置いた。

小売株ではスーパー大手のモリソンズ(MRW.L)が2.1%下落した。上半期利益の伸びは市場予想を上回り、第2・四半期売上高は9年ぶりの大幅な増加となったものの、一部のアナリストは低価格帯の競合他社からの圧力に対する懸念を示した上で、好決算は続かないと述べた。

他の小売株も振るわなかった。国内最大の百貨店グループ、ジョン・ルイスが軟調な決算を発表したことで同業他社が連れ安となった。

<欧州株式市場> まちまち。米中通商協議への期待から自動車株などが買われる一方、米国が中国とロシアの企業を制裁対象に指定したことが相場の抑制要因となった。

米国が中国に対し通商協議の再開を呼び掛け、中国外務省もこれを歓迎した。貿易摩擦への不安が後退する中でSTOXX欧州600種自動車・部品株指数.SXAPは1.04%上昇した。これまで、米国と主要な貿易相手国との貿易摩擦の高まりから自動車銘柄が最も打撃を受けてきた。

テクノロジー株指数.SX8Pは0.66%上昇した。米アップルがこれまでよりも大型で、高価格な新型「iPhone(アイフォーン)」を発表したことで、アップルの供給業者であるAMS(AMS.S)とSTマイクロ(STM.PA)、インフィニオン・テクノロジーズ(IFXGn.DE)、BEセミコンダクター(BESI.AS)が1.5%から5.0%上昇した。

ただこの日は米国が、中国とロシアのテクノロジー企業各1社と北朝鮮国籍の男性1人に対して新たな制裁を科したことで、同部門は終盤にかけて伸びが鈍った。米国は、これらの企業や人物が北朝鮮に不正資金を供与することで米国の対北朝鮮制裁に違反したとしている。

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが6週間ぶり水準に上昇。欧州中央銀行(ECB)がこの日の理事会でインフレ見通しを据え置いたことや、トルコの利上げ、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉の進展を巡る報道を受け、独債への逃避買いが後退した。

ECBはこの日の理事会で主要政策金利を予想通り据え置き、2018─2020年各年のインフレ率予測も1.7%に維持した。また、賃金上昇圧力に言及。アナリストの間では幾分タカ派的と受け取られた。

その後、ブレグジット交渉で英国とアイルランドの国境問題で進展があったとのニュースが伝わったことを受け、利回り上昇に拍車がかかった。

また、トルコ中央銀行が政策金利である1週間物レポレートを6.25%ポイント引き上げたことを受け、資金はさらに独債からリスク資産にシフトした。

独10年債利回りDE10YT=RRは0.443%に上昇し、6週間ぶり高水準。オーストリア10年債AT10YT=RRやオランダ10年債NL10YT=RRなどの利回りも約2ベーシスポイント(bp)上昇した。

イタリア10年債利回りIT10YT=RRは1bp低下の2.78%。一時上昇していたものの、リスク資産を巡るセンチメント改善に伴い、低下に転じた。

独連邦債との利回り格差DE10IT10=RRは234bpと、前日の237bpから縮小した。

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