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欧州市場サマリー(6日)
2017年4月6日 / 19:31 / 8ヶ月前

欧州市場サマリー(6日)

[6日 ロイター] - <為替> ドルが小幅上昇し、対円では110円台後半で取引されている。米中首脳会談を控えた警戒感から様子見ムードが強い。一方、ユーロはドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がフォワードガイダンスを堅持する意向を示したことを受けて、一時3週間ぶり安値に沈んだが、その後はほぼ横ばいの1.0660ドルまで戻している。

<ロンドン株式市場> 反落。前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、連邦準備理事会(FRB)が年内にバランスシートを縮小し始める可能性が示されたことから金融株が売られた。

パンミュア・ゴードン証券の首席エコノミスト、サイモン・フレンチ氏は「FOMC議事要旨には二つの要素がある。一つは、一部当局者が株価が過大評価されていると思っていること。ただ、賢い投資家は、バランスシートの縮小が年末に向けて始まることに注目した」と述べる。

金融大手のロイズ・バンキング・グループ(LLOY.L)は2.2%安。配当落ちとなったことも響いた。同じく金融大手のバークレイズ(BARC.L)は1.0%安だった。

<欧州株式市場> 小幅上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁によるハト派的な発言を受けて金融政策の先行きに対する懸念が広がり、金融株が乱高下した。 6日に講演したドラギ総裁は今月の理事会で金融政策を据え置くことを示唆。金融引き締め観測が後退したことで、金融株は取引時間の早い段階では売られた。その後、より長期的な金利見通しに投資家の注目が移り、株価は持ち直した。 AFSグループ(アムステルダム)のアナリストは「ユーロ圏で金融政策がどこに向かっているかはみな分かっている。引き締め方向だ」と話している。 STOXXユーロ圏銀行株指数.SX7Eは一時、約1.4%安となった後、0.83%の上昇で取引を終えた。より広範なSTOXX600種銀行株指数.SX7Pは、英国の銀行株が重しとなり、0.27%上昇にとどまった。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが数週間ぶりの低水準近辺で推移。米連邦準備理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)の金融政策見通しを見直す動きが出た。

前日引け後に公表された3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、大半の当局者が年内のバランスシート縮小開始が望ましいと考えていたことが判明。バランスシートの縮小自体は引き締めにつながるが、同時に利上げペースが鈍るとの思惑も浮上し、市場の反応はまちまちとなった。

この日は、ドラギ、コンスタンシオのECB正副総裁、プラート専務理事の幹部3人がそろって金融緩和の維持に支持を強調。ドイツなどから金融刺激を解除するよう圧力が強まる中でも、今月の理事会で政策メッセージの変更は行わないことを示唆した。

コメルツ銀行のアナリストは「FOMCが償還資金の再投資停止を視野に入れつつ、米国で財政刺激策の早期実施が見込めない状況と伝わったことで、リスク資産への買い意欲がしぼんだ」と話す。

独10年債DE10YT=TWEB利回りは0.25%で小動きとなり、4日につけた1カ月ぶりの低水準となる0.24%近辺で推移した。

その他のユーロ圏国債の利回りは総じて横ばいから小幅低下。アイルランド10年債は4ベーシスポイント(bp)低下し1カ月ぶりの水準となる0.94%をつけ、アウトパフォームした。

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