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欧州銀、金融危機以降に訴訟費用が利益を3分の1下押し=ECB
2016年5月23日 / 15:37 / 1年後

欧州銀、金融危機以降に訴訟費用が利益を3分の1下押し=ECB

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州の銀行は2008年の金融危機発生以降、純利益の3分の1に上る金額を訴訟費用の引き当てに充ててきたことが23日、欧州中央銀行(ECB)の調べで分かった。

08年から15年までの間に、欧州の銀行は訴訟費用のために1600億ドルを引き当ててきた。

もし訴訟費用がなければ、欧州の銀行の利益は3分の1程度多かったかもしれないということを意味している。

ドイツ銀行 やスイスのUBS 、英国のロイズ・バンキング・グループ にとっては、引当額はこの期間の純利益を優に上回っている。

ECBによると、この傾向は続く可能性がある。欧州の銀行は15年末の時点で、訴訟費用として500億ドルに相当する額を新たに引き当てている。

このうち、ほぼ半分は英国の銀行によるものだ。特に信用保険の不正販売問題に関する和解コストが大きい。

ECBは24日に公表予定の金融安定報告の中で「ここまでに調査され、和解に至ったケースの多さにもかかわらず、過去の不正行為に関連する費用は、今後も相当なものになると想定される」と指摘。「そのことは銀行の収益性や内部資本の蓄積能力に、さらに圧力がかかることを示している」としている。

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