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欧州のロシア産軽油輸入、7月に急増 消費量の大部分を依存

 石油分析会社ボルテクサのデータによると、欧州がロシアから輸入するディーゼル燃料(軽油)が今月急増し、3月以来の高水準となった。写真は2013年3月に撮影(2022年 ロイター/Eric Gaillard)

[ロンドン 20日 ロイター] - 石油分析会社ボルテクサのデータによると、欧州がロシアから輸入するディーゼル燃料(軽油)が今月急増し、3月以来の高水準となった。消費量の大部分をロシア産に依存する状況が続いている。

ロシアからのディーゼル燃料は7月1─19日の期間に日量82万5000バレルとなり、6月から24%増え、全体の輸入量の60%近くを占めた。

ボルテクサはロシア以外の国・地域からの輸入が7月に日量66万バレルに達すると予想している。

7月のロシア産を合わせた輸入量は141万バレルと、6月から14%増え、4月以来の高水準に達する見込み。

欧州連合(EU)は5月にロシア産原油について、年末までに輸入の9割を停止することで合意した。

景気後退(リセッション)は他の石油製品よりもディーゼルに影響を与える傾向がある。

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