June 27, 2018 / 7:35 PM / 5 months ago

欧州市場サマリー(27日)

[27日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸。米国の通商政策への期待などからリスク志向が強まった。

米中貿易摩擦への懸念から今週は株価が低迷していた。トランプ米大統領は25日、米国のハイテク企業に対する中国企業の投資を禁じる計画を発表。FTSE100種はその日、2%超の値下がりとなった。米政権は27日、中国を対象とした制限ではなく、既存の政府機関の機能強化で対応すると決めた。

STOXX欧州600種石油・ガス株指数.SXEPは2.5%上昇し、FTSE100種の最大の押し上げ要因となった。カナダ産原油の供給に問題が生じたほか、米当局がイランからの原油輸入を11月までにゼロにするよう要求したことで原油が値上がりした。

鉱工業銘柄も好調で、リオ・ティント(RIO.L)とBHPビリトン(BLT.L)は2.0%と2.8%それぞれ上昇した。

<欧州株式市場> 上昇。中国と米国の貿易摩擦が和らぐとの期待から買い安心感が広がった。

トランプ米大統領は27日、外国資本による米ハイテク企業への投資制限について、既存の政府機関の機能強化で対応すると決めた。

貿易摩擦懸念が高まる中で下げていた大手輸出企業の欧州航空機大手エアバス(AIR.PA)とドイツの総合電機大手シーメンス(SIEGn.DE)は反発。それぞれ2.7%と1.9%上昇した。

<ユーロ圏債券> ドイツ国債利回りが1カ月ぶり水準近辺に低下。移民政策を巡り独連立政権内の対立が強まり、解散総選挙となる懸念が高まっている。

連立政権は4時間に及んだ26日の協議で移民政策に関する対立が解消せず、崩壊の危機に直面している。今週には移民問題で見解が分かれるEU各国による首脳会談が行われる。

ドイツ10年債利回りDE10YT=RRは2.5ベーシスポイント(bp)低下し、0.305%。1カ月ぶり低水準近辺にある。

米10年債US10YT-RRと英10年債GB10YT=RRは、貿易戦争を背景にした売り圧力再燃で株価が下落する中、1カ月ぶり低水準を付けた。

ドイツの政局は債券利回り低下の要因となっている。社会民主党(SPD)が財務相ポストを担うことから投資家は財政拡大政策を期待しているが、連立政権が崩壊した場合、そうした財政政策に疑問が生じる。また、安全資産とみられるドイツ国債は、政治不安を受けて一般的に買われる傾向にある。

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