October 5, 2018 / 9:48 PM / 10 days ago

欧州市場サマリー(5日)

[5日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落。米雇用統計が底堅かったことで米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測が高まり、国債利回りが上昇した結果、株式が売られた。

底堅い雇用統計を受け、FRBが想定よりも大幅に利上げするかもしれないとの見方が浮上し、米国債利回りが上昇した。米10年債利回りは今週、15ベーシスポイント(bp)上昇し、8カ月ぶりの大幅なプラスとなった。欧州やロンドンの国債市場にも波及し、株価を押し下げた。

ポンド高もFTSE100種の重しとなった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡りEU側の交渉官らが、離脱条件において合意に近づいていると発言したことが材料視された。

FTSE100種は週間ベースで2.51%下落し、約6カ月ぶりの大幅安となった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落。9月の米雇用統計で失業率が49年ぶりの低水準に迫ったことで、米連邦準備理事会(FRB)が米経済の過熱を防ぐために想定よりも速いペースで利上げするとの見方が浮上し、米国債利回りが上昇した。

クレディ・スイスによる投資判断の引き下げが嫌気されたデンマークの銀行最大手ダンスケ銀行(DANSKE.CO)は6.2%下落した。ダンスケ銀行はエストニア支店を舞台とした2000億ユーロ(2300億ドル)規模のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑について、米司法省の捜査を受けている。

英蘭系日用品大手ユニリーバ(ULVR.L)(UNc.AS)は0.6%安だった。英国とオランダに置く本社をオランダに統合する計画を撤回したことを明らかにしたことが売り材料だった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 中央銀行が金融政策を引き締めるとの観測から国債利回りが上昇し、独10年債利回りが4カ月半ぶりの高水準を付けたほか、イタリアやスペインなどの国債利回りも上昇した。

独10年債DE10YT=RR利回りは4カ月半ぶりの高水準となる0.57%まで上昇。米雇用統計の発表を受け一時低下したものの、その後は再びこの水準に戻した。同利回りは週初から8.5ベーシスポイント(bp)上昇。週間の上昇としては7月以来の大きさとなる見通し。

このほかスペイン10年債ES10YT=RR利回りは1.59%近辺と、5月下旬以来の高水準、ポルトガル10年債PT10YT=RR利回りは6月中旬以来の高水準を付けた。

ユーロ圏では欧州中央銀行(ECB)が刺激策の縮小に動いていることから、国債に対する売り圧力が増大。

イタリア国債利回りも上昇し、5年債IT5YT=RR利回りは19bp上昇の2.63%となった。

イタリア連立政権は前日、2019年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率の目標を2.4%とすることを堅持。前政権が設定した目標の3倍の水準となるが、これ以上修正する意向はないと表明した。このほか、同国のトリア経済・財務相は欧州委員会に宛てた書簡で、成長率目標を19年は1.5%、20年は1.6%、21年は1.4%に設定することを明らかにした。

アナリストはこうした見通しが楽観的過ぎることがこの日の取引でイタリア国債が売られる要因の1つとなったと指摘。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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