November 12, 2018 / 8:24 PM / a month ago

欧州市場サマリー(12日)

[12日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落したものの、欧州市場をアウトパフォームした。英国の欧州連合(EU)離脱条件を巡る懸念が広がって英ポンドが急落、ドル建てで海外収益を計上する企業株の一角が押し上げられる格好となった。

国内銘柄が多い中型株で構成するFTSE250種.FTMCは1.54%下落した。

英ポンドは対ドルで1%近く下落した。メイ首相のEU離脱戦略に批判が集まり、合意なき離脱回避に向けたメイ氏の手腕に疑問符が付いた。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)(BATS.L)の値下がりが目立ち、一時10.6%下落して2014年2月以来の安値を付けた。米食品医薬品局(FDA)がメンソールたばこの販売禁止を検討とウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報道し、嫌気された。インペリアル・ブランズ(IMB.L)も2.1%安。トレーダーらは、メンソールたばこへのエクスポージャーはBATが最も大きいと指摘した。

石油大手BP(BP.L)と英蘭系石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェルは0.8%、0.7%それぞれ上昇した。サウジアラビアが12月に供給を減らすと表明したことを受け、原油相場が値上がりし、株価を押し上げた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。決算や企業買収の動きが伝わってハイテク株が売られ、米規制当局がメンソールたばこ規制を検討との一部報道を受けてたばこ株も相場を押し下げた。STOXX欧州600種は早い時間帯に値上がりしていたが一転、1%下落した。

前週末の下落からの持ち直し局面は長続きしなかった。イタリアの財政危機や英国の欧州連合(EU)離脱合意を巡る懸念がくすぶり、米利上げ観測も広がって、地合いの脆弱さが浮き彫りとなった。

イタリアのカリジェ銀(CRGI.MI)が一時、発表待ちのため取引が停止された。引けの直前になって、同行は4億ユーロ相当の支援を受けることを確認した。イタリアが予算案を欧州委員会に再提出する期限が13日に迫る中、同国株.FTMIBは1%値下がりした。

ハイテク株.SX8Pの下げが3.7%と目立った。ドイツの半導体大手インフィニオン・テクノロジーズ(IFXGn.DE)と、ドイツのソフトウエア大手SAP(SAPG.DE)が7.8%、5.6%下落した。SAPは米データ分析会社クアルトリクス・インターナショナルを80億ドルで買収すると発表した。市場では買収額が割高との指摘も聞かれた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが上昇。イタリアの財政を巡る懸念や同国の銀行問題への不安などが売りを誘った。

イタリアが予算案を欧州委員会に再提出する期限が13日に迫る中、同国の議会予算局(UPB)のトップは12日、来年の赤字規模が当初予想の対国内総生産(GDP)比2.4%から2.6%に拡大するとの見方を示した。

こうした中、イタリアのカリジェ銀(CRGI.MI)が年末までに必要な増資に向け他の大手行から4億ユーロ(4億5100万ドル)相当の支援を受けることが関係者らの話として伝わった。その後、同行は支援を受けることを確認した。市場はイタリア国債への売りで反応した。

イタリア国債利回りは4ー7ベーシスポイント(bp)上昇。2年債IT2YT=RR利回りは1.29%と約1週間ぶりの高水準を付けた。10年物のドイツ、イタリア国債の利回り格差は306bpと、約2週間ぶりの水準に拡大した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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