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欧州市場サマリー(15日)
2017年3月15日 / 20:40 / 8ヶ月後

欧州市場サマリー(15日)

[15日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し小幅安、対円ではほぼ横ばいの114円台後半で推移。トランプ政権の財政政策をめぐる不透明感を背景に、午後公表される連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通し「ドット・チャート」が市場の予想ほど上昇せず、文言も先週よりややハト派色が強まるのではないかとの警戒感が出ている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。一次産品関連の株が買われたほか、決算内容が好感された医薬品メーカーのヒクマ・ファーマシューティカルズ(HIK.L)が値上がりし、全体を支えた。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱に関する懸念が根強く、引き続き相場の重荷となった。

米国の連邦公開市場委員会(FOMC)やオランダの下院選挙の結果を見極めたいと様子見姿勢が強い中、投資家は朝方に公表された英国の雇用関連の統計に注目した。1月まで3カ月間の失業率は10年以上ぶりの低水準に改善したが、賃金の伸びは鈍化しており、英国のEU離脱を前に英経済の先行きに懸念が強まった。

ヒクマは8.0%高。通年の営業利益が2.4%増加したことが好感された。    

一次産品株では、銅価格の上昇を受けて、鉱業大手のアントファガスタ(ANTO.L)やアングロ・アメリカン(AAL.L)が値上がりした。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反発し、STOXX600種株価指数は約2週間ぶりの高値で取引を終えた。資源株や石油株の値上がりが全体を押し上げた。フランスの航空機用座席メーカー、ゾディアック(ZODC.PA)は業績見通しの引き下げが嫌気されて売り込まれた。 STOXX600種の資源株指数.SXPPは1.70%、石油・ガス指数は1.08%それぞれ上昇した。米国の週間統計で原油在庫が減少したことで世界的な供給過剰感が後退した。 欧州最大のステンレス鋼メーカーであるフィンランドのオウトクンプ(OUT1V.HE)は7.3%、スイスの資源大手グレンコア(GLEN.L)は2.9%と上昇率の大きさが目立った。オウトクンプは鋼材生産に欠かせない素材であるフェロクロムの欧州の指標価格が予想より低い水準に設定されたことが好感されて、買われた。 一方、ゾディアックは16.3%の急落。通年の営業利益が10%減になるとの見通しを新たに発表した。これまでは10-20%の増益を予想していた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> この日にオランダで実施されている下院選挙をにらみ国債利回りが幅広く低下した。

オランダ下院選ではルッテ首相率いる中道右派の自由民主党(VVD)と、移民排斥や反欧州連合(EU)を主張するウィルダース党首の極右自由党(PVV)の対決が焦点となっており、投票開始からおよそ6時間経過した時点の投票率は推定33%と、前回2012年選挙の27%を大きく上回っている。

終盤の取引で独10年債DE10YT=TWEB利回りは4ベーシスポイント(bp)低下の0.42%。オランダ10年債NL10YT=TWEB利回りは5bp低下の0.51%。

このほか、大衆主義的な動きの台頭が見られるイタリア、フランスの10年債利回りIT10YT=TWEBFR10YT=TWEBも最大6bp低下した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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