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欧州市場サマリー(11日)
October 11, 2017 / 6:27 PM / 2 months ago

欧州市場サマリー(11日)

[11日 ロイター] - <為替> ドルが対主要通貨バスケットで約2週間ぶり安値、ユーロは対ドルで2週間ぶりの高値を記録。米税制改革期待が後退する一方、カタルーニャ州首相が正式な独立宣言を見送って懸念が和らいだことや、欧州中央銀行(ECB)が債券買い入れ策縮小を公表するとの観測が広がった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 小幅反落して取引を終えた。軟調な業績見通しを示した製紙・包装大手のモンディ(MNDI.L)が売られたほか、投資判断の引き下げが嫌気された金融サービスのプロビデント・フィナンシャル(PFG.L)が値を下げた。

モンディは7.8%下落した。コスト圧力や為替の影響で通期業績が「市場予想をやや下回る」との見通しを示したことが売り材料となった。

サブプライムローンなどの金融サービスを手がけるプロビデント・フィナンシャルは4.3%下落した。バークレイズが投資判断を「アンダーウェート」に引き下げた。バークレイズのアナリストらは投資家向けのメモで「個人向け信用事業が好転することに自信を示せないほか、英金融行動監視機構(FCA)が求めるかもしれない支払金は数字化できないため、同社株には慎重な見方だ」とした。FCAは企業に対して、業務改善に向けた消費者への支払いを指示することができる。

一方、家具・インテリア小売りのダネルム(DNLM.L)は6.3%上昇した。好天で客足が増えたことを背景に第1・四半期収益が25%近く増えたことが好感された。

投資家らはFT100種が年末にかけて失速するとみている。経済・政治的懸念やポンド高によってさらなる値上がりは見込めないとの見方だ。

シグマ・インベストメント・マネジメントの投資戦略部門を率いるロリー・マクファーソン氏は「様子見姿勢でいるのが良いと思う。FT100種は既に大きく値上がりしてきた。結構上限に達しているように見える」と述べた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 横ばいで取引を終えた。スペイン・カタルーニャ自治州が独立宣言を凍結したため、国内の政治的混乱が後退するとの期待から同国株が大幅に反発した。

スペインのIBEX指数.IBEXは1.34%上昇。カタルーニャ自治州のプチデモン首相は独立の権利を主張する一方、正式な独立宣言は凍結すると発表した。これに対してスペインのラホイ首相が説明を求めたことによって対立が深まることもあり得るが、同国が政治的危機から脱する可能性もみえてきた。

そのほか、イタリアの銀行株.FTIT8300は1.36%上昇した。欧州中央銀行(ECB)は新たに不良債権として分類された貸出債権に対し貸倒引当金の増額を求める方針を示していたが、既に積み上がった不良債権に対する措置に言及しなかったことで買い安心感が広がった。イタリアのバンコBPM(BAMI.MI)とUBI(UBI.MI)が最も値上がりし、それぞれ4.8%と3.9%上昇した。

ドイツの食品加工技術大手のGEAグループ(G1AG.DE)は5.8%上昇し、STOXX欧州600種指数で最も大幅に値上がりした。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントがGEA株を保有していることが明らかになった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> スペインの国債や株式が上昇。同国債利回りは低下した。スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン首相が前日、独立の権利を主張する一方、中央政府との協議を可能にするため、正式な独立宣言は延期すると発表したことが材料となった。

    DZ銀のストラテジスト、クリスティアン・レンク氏は「プチデモン首相が最終的な独立を宣言する可能性はあった」とした上で「交渉の余地が残されたことで、利回りは低下した。今後も論争は続くがボールは中央政府の手中にある」と述べた。

    スペインのラホイ首相はこの日、カタルーニャが独立を宣言したかどうか公式な立場を表明するよう自治政府に求めた。これは中央政府が憲法155条に基づいて同州の自治権を停止するために必要な手続きで、155条の発動に向けた最初の措置を講じた格好だ。

    スペインの株価指数IBEX.IBEXは1.3%上昇し、横ばいにとどまった欧州STOXX600指数と対照的な動きとなった。

    トレードウエブによると、スペイン10年債利回りES10YT=TWEBは6ベーシスポイント(bp)低下し1.64%。ドイツ国債との利回り格差は117bpに縮小した。前週は136bpの開きがあった。

    スペインのダスティス外相はこの日、プチデモン首相が行った独立を巡る演説は「ごまかし」だと非難する一方、憲法の枠組みの中で話し合いの余地はあると述べた。

    他の周辺国債では、イタリア10年債利回りIT10YT=TWEBが3bp低下。ポルトガル10年債利回りPT10YT=TWEBは好調な入札が追い風となり7bp低下。2015年12月以来の低水準をつけた。

    一方、ドイツ10年債利回りDE10YT=TWEBは3bp上昇し0.47%。ドイツは5年債23億9500万ユーロを売却。オランダも7年債50億ー70億ユーロの売却を予定している。

    ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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