March 29, 2018 / 8:44 PM / 6 months ago

欧州市場サマリー(29日)

[29日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。

投資会社メルローズ・インダストリーズによる買収が決まった部品メーカーのGKNGKN.Lが大幅に上昇した。FTSE100種は四半期ベースでは2011年以来の大幅安となった。

FTSE100種は1-3月期に約8.2%低下し、11年以来の大幅安となった。欧州の主要な市場で最も軟調な業績だった。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をめぐる先行き不透明感から小売りや外部委託事業の企業が次々と利益見通しを引き下げる中、株価が低迷した。

ポンドの持ち直しも相場の重しだった。国際的に事業を展開しドルで収益を上げる大手企業は、16年6月に実施されたブレグジットを問う国民投票後のポンド安が追い風となっていたが、ポンドは最近値上がり傾向にある。

GKNは9.5%上昇した。メルローズはGKNを80億ポンド(110億ドル)で買収することで合意したと発表。1月から敵対的買収を仕掛けていた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。合併・買収(M&A)の動きが買い材料となった。

ただSTOXX欧州600種指数は1-3月期に約4.7%低下し、過去2年間で最も大幅な値下がりとなった。年明けは好調だったものの、その後は投資家の不安心理の度合いを示すユーロSTOXX50ボラティリティ指数.V2TXが急騰したほか、世界的な貿易摩擦やハイテク部門を巡る懸念も浮上した。また、欧州では最近、マクロ経済の指標が弱含んでおり株式の売却につながっている。昨年は、底堅い経済成長への期待から株価が上がっていた。

この日は自動車・部品株指数.SXAPが3.27%上昇。フランスの自動車大手ルノー(RENA.PA)が5.8%値上がりした。日産自動車(7201.T)と事業統合して新会社を設立する計画を協議中とするブルームバーグの報道が材料視された。M&Aへの期待から、フランスの同業PSAグループ(PEUP.PA)とドイツのダイムラー(DAIGn.DE)、同フォルクスワーゲン(VW)(VOWG_p.DE)、同ポルシェ(PSHG_p.DE)は3.4%から4.4%の連れ高となった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 利回りが月間で大きく低下する見通しだ。欧州中央銀行(ECB)が緩慢なペースで刺激策を縮小するとの見方が根強いほか、域内景気の勢いが無くなりつつある兆候が意識された。

ドイツ10年債利回りDE10YT=RRは欧州取引時間の中盤にかけ0.5%を上回った。だが、ドイツのインフレ指標が予想より低い伸びにとどまったと伝わり、終盤で横ばいの0.496%。

月間の低下幅は約16ベーシスポイント(bp)で、昨年8月以来の大きさとなりそうだ。

フランスFR10YT=RRやイタリアIT10YT=RR国債利回りは今月、20bp程度低下、スペインES10YT=RRとポルトガルPT10YT=RRの国債利回りは30bp強下げた。

スペイン10年債利回りの月間低下幅は2016年中盤以来の大きさを記録する見通しだ。

欧州取引時間終盤までに、スペイン国債利回りが5bp低下して1.162%と、16年10月以来の低水準をつけた。

スペインとドイツの10年債利回り差は67bpと、6週間半ぶりの水準に縮小した。

ポルトガル10年債もアウトパフォームし、利回りは一時1.607%と15年4月以来の低水準を記録した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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