March 9, 2018 / 7:06 PM / 3 months ago

欧州市場サマリー(9日)

[9日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。米雇用統計を受け、米国の利上げペースが急速に加速するとの懸念は後退し、買い安心感につながった。

2月の米雇用統計は、就業者数が1年7カ月ぶりの大幅な増加となった一方で、賃金の伸びは勢いが減速し、今年の物価上昇が緩やかになることを示唆した。統計を受け、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを急速に上げるとの見方はやや後退した。

金利の上昇は銀行にとっては良いが、国債利回りが上がる中で株式が投資対象として見劣りする。よって利上げ観測の後退が相場を押し上げた。

決算発表が好感された医療サービスのNMCヘルス(NMC.L)は4.5%上昇した。取引時間中は過去最高値をつける局面もあった。通期決算で純利益が38.2%増となったほか、18年は買収計画の規模が17年の6億4100万ドルを超えるかもしれないと発言した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。米雇用統計で賃金の伸びが市場予想を下回り、米国で物価が急速に上昇しないことを示唆した。米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを上げることを懸念していた投資家が買い意欲を強めた。

英オランダ系日用品大手ユニリーバ(ULVR.L)やスイスの食品大手ネスレ(NESN.S)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)(BATS.L)など金利に左右されやすい高配当株の値上がりが目立った。

STOXX欧州600種鉱工業関連株.SXNPは0.86%した。トランプ米大統領が8日に発表した鉄とアルミニウムの高関税対策が、一部の国を除外し、最悪のシナリオとならなかったことで買い安心感が広がった。それでも、鉄鋼メーカーのアルセロール・ミタル(MT.AS)とオウトクンプ(OUT1V.HE)、フェストアルピーネ(VOES.VI)は0.6%から1.5%下落した。

ドイツのクセトラDAX指数.GDAXIは0.07%低下した。この日発表されたドイツの鉱工業生産指数が予想に反して2カ月連続で落ち込んだことが相場の重しとなった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 2月の米雇用統計を受けて株式相場が急伸する中、国債は売られた。

米労働省が発表した2月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比31万3000人増加し、1年7カ月ぶりの大幅な伸びとなり、市場予想(20万人増)を上回った。ただ、賃金の伸びが鈍化し、インフレ率が今年緩やかに上昇する可能性を示した。

統計を受け、ユーロ圏債券利回りは上昇、その後上げ幅をやや縮小した。ドイツ10年債利回りDE10YT=RRは直近の取引で、1.5ベーシスポイント(bp)上がって0.64%。ただ、米国債利回りの上げが大きく、ドイツと米国US10YT=RRの10年債利回り差は226bpと約1年ぶりの水準に拡大した。

欧州中央銀行(ECB)は8日の理事会で、必要なら債券買い入れ規模を拡大するとの従来方針「緩和バイアス」を撤回する一方、超緩和スタンスを継続することも再確認した。スペインとポルトガルの国債利回りは、週間の下げが少なくとも3カ月ぶりの大きさを記録する見込みだ。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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