May 18, 2018 / 7:35 PM / a month ago

欧州市場サマリー(18日)

[18日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 小幅反落。FTSE100種株価指数は週間では8週連続で前週比プラス。原油相場の上昇が寄与した。

医薬品のアストラゼネカ(AZN.L)は1.95%安。第1・四半期の収益が後発薬の台頭により圧縮されるなどした。

17日に北海ブレントは1バレル=80ドルの節目に達したが、この日の石油関連株はまちまちだった。ロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L) は0.5%安だった一方、BP(BP.L) は0.4%高だった。資源株で最も落ち込んだのはグレンコア(GLEN.L)で4.4%安だった。ブルームバーグによると、英国の捜査当局からコンゴ民主共和国への贈賄容疑で取り調べを受ける可能性があるといい、この報道が嫌気された。

小型株では絨毯販売大手のカーペットライト(CPRC.L) が11%超高となった。新規株式発行で約6千万ポンドの増資を発表したことが好感された。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。イタリア政局の不透明感が重しとなったが、STOXX600株式指数 は週間では8週連続の前週比プラスとなり、2014年5月以来、4年ぶりの記録となった。

CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏はこの日の株価について「今週大きく上げた後の利益確定の動きだ」と指摘。「買い相場は来週も続くだろう」と述べた。

イタリアでは財政支出増大を訴える政党による連立政権樹立の動きがあり、イタリア国債は売られ、株式指数.FTMIB も1.5%安となった。ただ、これに伴いユーロ安になったことで、輸出企業の業績改善期待が出て、欧州株全体にはプラスに寄与した面もある。

スイスの高級ブランド、リシュモン(CFR.S) は5.2%安。純利益が市場予想に届かなかったことが嫌気された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> イタリア長期債利回りが7カ月強ぶり水準に急上昇した。連立協議を進めていた2党が政権樹立合意書に署名し、歳出拡大懸念が広がった。

イタリアとドイツの10年債利回りIT10YT=RRDE10YT=RR差は、162ベーシスポイント(bp)と1月3日以来の水準に拡大した。

週間の拡大幅は30bpと2015年4月以来最大となった。

コメルツ銀行の金利部門責任者は「合意書に債務減免は含まれていないが、この国が本当に必要とする財政制約(の設定)や構造改革はまったく期待できないことは明白だ」と話した。

イタリア10年債利回りは一時10bp上昇して2.22%と、昨年10月以来の高水準を付けた。週間の上げ幅は30bp超と15年6月以来の大きさとなる勢いだ。

ゴールドマン・サックスのアナリストらは、極右政党「同盟」と大衆迎合主義(ポピュリズム)政党「五つ星運動」が示した歳出方針に基づくと、同国財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は来年3.5%程度に拡大する可能性があると試算した。イタリア政府がこのほど欧州委員会に提出した予想水準(0.8%)より大きく膨らむ計算だ。

同盟のボルギ報道官は、共通政策議題に短期政府債発行が含まれると明らかにした。アナリストらによれば、短期債増発見通しも、一部市場関係者が懸念したという。

イタリアの債務保証コストITGV5YUSAC=MGは4カ月超ぶりの水準に上昇し、リスク懸念の広がりを改めてうかがわせた。

イタリア債券売りが重しとなって、スペインやポルトガルの国債利回りES10YT=RRPT10YT=RRも3━5bp上昇した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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