September 28, 2018 / 7:19 PM / 22 days ago

欧州市場サマリー(28日)

[28日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 小幅に反落して取引を終えた。財政赤字の拡大方針を示したイタリアが不安材料となった欧州株式市場と比べて値下がりは小さかった。

FTSE100種は月間ベースで1.21%上昇。一方、四半期ベースでは1.50%低下した。英国の欧州連合(EU)離脱の交渉が混乱していることが重しとなった。

この日は保険大手RSA(RSA.L)が9.3%下落。第3・四半期に悪天候と大損害、保険請求が集中し保険引受で約7000万ポンド(9143万ドル)の損失が出たことが嫌気された。

英保険会社は、猛暑や、年初めの寒波など、不安定な天候によって打撃を受けている。

中型株では公共部門の外注を専門とするセルコ(SRP.L)が10.8%急騰。通期の利益と収益が市場予想を上回ったことが好感された。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。イタリア政府が予想よりも高い財政赤字水準で合意に至ったことで、欧州連合(EU)との対立が不安視された。

イタリア国債が売り込まれたほか、格付け会社の反応が注目された。イタリアの銀行株指数<.FTIT8300 >は7.26%低下。イタリアの銀行はイタリア国債の保有率が高いため、政局混乱に左右される。STOXXユーロ圏銀行株指数.SX7Eは3.92%低下し、4カ月ぶりの大幅安となった。

イタリアの主要株価FTSE・MIB指数.FTMIBは3.72%低下した。

イタリア以外では、ドイツの化学大手BASF(BASFn.DE)2.3%下落した。石油・ガス子会社であるウィンタースハルとDEAを合併させ、独立系の欧州石油・ガス企業を創ることで合意したことが嫌気された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが急上昇し、5月末以来の水準となった。連立政権が合意した財政赤字の対国内総生産(GDP)比率が予想を超えたことを受けた。株式市場も下落した。

イタリア政府は今後3年間にわたり、財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を2.4%とする計画を公表。欧州連合(EU)の財政規律やトリア経済・財務相が主張していた2%目標を超える水準となった。

この発表を受け、イタリア国債利回りは一時22─41ベーシスポイント(bp)急上昇。終盤の取引では2年債利回りIT2YT=RRが31bp上昇して1.10%。一時は1.25%を付けた。5年債利回りIT5YT=RRは37bp上げて2.28%。10年債利回りIT10YT=RRは27bp上げて3.18%となった。

アビバ・インベスターズのシニアエコノミスト、スチュワート・ロバートソン氏は「市場はイタリア政府を批判し、好意的に受け取っていないのは明らかだ」と指摘。財政赤字比率を3%に抑え、EUとのあからさまな対立は避けようとしているが、債務拡大は不和を生むとの見方を示した。

イタリア・ドイツ10年債利回り格差DE10IT10=RRは279bpと、3週間ぶりに水準に拡大。その後は268bpにやや戻した。

みずほのピーター・チャットウェル氏は「伊独10年債利回り格差は今後2週間で300bpに達する可能性がある」とし、欧州委員会の反応が非常に重要だと述べた。

ドイツ10年債利回りDE10YT=RRは6bp低下し、0.467%となった。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

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