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米CPI受けドルに売り、一時143円台 積極的な利上げ観測後退

米労働省が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を下回ったことを受け外国為替市場でドルが売られ、対円で一時143円台に下落した。(2022年 ロイター/Sam Mircovich)

[ロンドン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI)の伸びが予想を下回ったことを受け外国為替市場でドルが売られ、対円で一時143円台に下落した。

CPIを受け、米連邦準備理事会(FRB)は積極的な利上げを継続するとの観測が後退。ドルは対円で一時1.71%安の143.86円を付けた。ドルはユーロ に対しても下落し、一時0.72%安の1.0085ドル。

短期金融市場では、FRBが来月の会合で利上げペースを減速させる公算が大きく、政策金利が5%に達する前に利上げを停止するとの見方が織り込まれた。

10月のCPI(季節調整済み)は前年比伸び率が7.7%で9月の8.2%から減速し、ロイターがまとめた市場予想(8.0%)も下回った。

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