February 14, 2018 / 8:18 PM / 6 months ago

欧州市場サマリー(14日)

[14日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発。注目が集まっていた米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回り、物価上昇圧力への懸念材料となったものの、金融と一次産品銘柄が買われ全体水準を押し上げた。

CPI発表後は欧州でもロンドン市場でも株価が大幅安となったが、その後は急速に持ち直した。

バーンスタインのアナリストらは、前週の株安で市場センチメントがかなり低下したため、ここにきて「買い」の合図が出たと言う。好決算と底堅い経済を背景に株価は下げ止まるだろうとの見方を示した。

一次産品銘柄が前日に続き買われた。BHPビリトン(BLT.L)とリオ・ティント(RIO.L)、グレンコア(GLEN.L)が部門を押し上げた。

金融株が部門別で最も好調で、FT100種を18ポイント近く押し上げた。

産金大手のランドゴールド・リソーシズ(RRS.L)は4.9%上昇、金・銀生産のフレスニロ(FRES.L)は4.6%上昇した。ドル安に伴いドル建て資産の金が値を上げたことが追い風となった。

<欧州株式市場> 反発。市場予想を上回る米消費者物価指数(CPI)が発表された直後は株価が下がったものの、その後素早く持ち直した。好決算や、欧州最大の経済国であるドイツの経済見通しが買い材料となった。

1月の米CPIが予想を上回り利上げ加速観測が高まる中でSTOXX欧州600種指数は一時、約0.3%安となったが、その後は4営業日ぶり高値まで持ち直した。

ドイツ連邦統計庁が発表した2017年第4・四半期の国内総生産(GDP)は好調で、18年も経済が底堅く伸びるとの見方を示した。

フランスの電気機器大手レクセル(RXL.PA)は6.2%上昇。事業報告が好感された。

フィンランドの包装材大手フッタマキ(HUH1V.HE)は3.5%上昇。第4・四半期決算が好感された。オランダの栄養補助食品メーカー、コーニンクレッカDSM(DSMN.AS)は3.0%上昇。18年の前向きな見通しが買い材料となった。

スイス金融大手クレディ・スイス(CSGN.S)は3.7%上昇。決算発表では3年連続で損失を出したものの、赤字額が予想よりも小さかった。

フランスの銀行大手ナティクシス(CNAT.PA)は0.1%高だった。四半期の純利益が予想外に増えた。

<ユーロ圏債券> 国債利回りが総じて上昇し、なかでも独10年債利回りは2015年9月以来の高水準を付けた。米国の1月の消費者物価指数(CPI)統計が予想を上回ったことで米国の利上げペースが速まるとの観測が高まったことが背景。

ロイヤル・ロンドン・アセット・マネジメントの短期金利部門責任者、クレイグ・インチズ氏は「米CPI統計が予想を大きく上回ったことで、米国債利回りは約1年ぶりの水準に上昇した」と指摘。「米国債に対する売りは世界的な国債の売りにつながり、英国債や独連邦債の利回り上昇につながっている」と述べた。

トレードウエブによると、独10年債DE10YT=TWEB利回りは当初の下げから反転し、約3ベーシスポイント(bp)上昇の0.774%と、2015年9月以来の高水準を付けた。他のユーロ圏国債の利回りもおおむね1─3bp上昇している。

5年後から5年間の期待インフレ率を反映するユーロ圏のブレーク・イーブン・インフレ率(フォワードBEI)EUIL5YF5Y=Rは1.76%を超え、1週間ぶりの高水準を付けた。同率は欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏の長期インフレ期待の指標として注目している。

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