June 7, 2018 / 7:43 PM / 4 months ago

欧州市場サマリー(7日)

[7日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。配当落ち銘柄が売られ全体水準を押し下げた。ポンド高も相場の重しとなった。

この日は1時間遅れて取引が開始した。ロンドン証券取引所グループ(LSE)(LSE.L)は技術的な問題が発生したと説明。

携帯電話大手ボーダフォン(VOD.L)やスーパーマーケットのセインズベリー(SBRY.L)などの配当落ち銘柄が最大の重しとなった。

ポンド高は、大手生活必需品企業など海外で収益を上げる銘柄の押し下げ要因となった。英政府はこの日、欧州連合(EU)離脱後のアイルランドとの国境問題について、1年間の暫定措置案をEUに提示し、ポンド相場は不安定な展開を示した。

一方、石油や金融株などの景気循環株は好調だった。底堅い原油価格を背景に石油大手のBP(BP.L)とロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)は2.2%と1.5%それぞれ上昇した。

<欧州株式市場> 下落して取引を終えた。フランスの高級ブランドグループ、ケリング(PRTP.PA)を中心に同業銘柄が値を下げた。

ケリングは4.2%下落。最大の収益源である傘下のグッチは、売上高の伸びが高級ブランド市場の2倍になるとし、収入がいずれ100億ユーロに達するとの見通しを示した。投資家はこれに対し、高級ブランドの利幅と成長は、中国を含め、ピークを迎えていると指摘。

同業のLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)(LVMH.PA)は3.3%の連れ安となった。

欧州中央銀行(ECB)が直に緩和策を縮小し始めるとの期待が高まる中で銀行株指数.SX7Pは0.30%上昇した。ECBの主席エコノミスト、プラート理事は6日、債券購入を停止する時期を巡る詳細を翌週の会合後に公表する可能性を示唆した。ドイツの10年債利回りDE10YT=TWEBは2週間ぶりの高水準をつけた。銀行は通常、利回り上昇の恩恵を受ける。

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが一時2週間ぶりの高水準を付けた。前日に欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事がタカ派的な発言を行ったことが引き続き材料視されているほか、フランスとスペインが130億ユーロを超える新発債を発行したこともユーロ圏の国債利回りの上昇圧力となった。

ECBのプラート専務理事は前日、ECBはインフレが目標に向けて上昇していくと自信を深めており、来週の理事会で債券買い入れ策を年内に終了させるかどうか討議すると発言。政局混迷からイタリア国債が前週売り込まれたことに加え、ユーロ圏の一部指標が軟調となっていることで、ECBは近い将来に政策は変更しない公算があるとの見方が出ていたことから、プラート専務理事の発言は市場で予想外のものとして受け止められた。

独10年債DE10YT=RR利回りは約5ベーシスポイント(bp)上昇し0.517%と、2週間ぶりの高水準を付けた。終盤の取引では0.50%に戻したものの、過去2日間の上昇幅は13bpと、2日間の上昇としては2016年終盤以来の大きさとなっている。

仏10年債FR10YT=RR利回りは0.86%と、3週間ぶりの水準に上昇。イタリアを巡る情勢はやや落ち着きを取り戻したものの、ボラティリティーが高い状態は続いており、イタリア10年債IT10YT=RR利回りは終盤の取引で約5bp上昇の2.98%となっている。

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