October 17, 2018 / 8:15 PM / in a month

欧州市場サマリー(17日)

[17日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。序盤はプラス圏で取引されたものの、終盤にかけて落ち込んだ。原油の値下がりに伴い石油銘柄が売られたほか、決算が売り材料となった航空銘柄も相場の重しとなった。石油大手のBP(BP.L)とロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.AS)はFTSE100種の最大の押し下げ要因となった。

航空銘柄が広範に売られる中、英格安航空(LCC)大手イージージェット(EZJ.L)は5.0%下落し、FTSE100種で最も大幅なマイナスとなった。航空会社のフライビー(FLYB.L)が利益見通しを引き下げたことで同社株が40.1%急落したことや、LCCで欧州最大手のライアンエア(RYA.I)のマイケル・オレアリー最高経営責任者(CEO)が、英国が欧州連合(EU)から強硬離脱した場合、国内の航空会社が最大3週間、飛行できない状態となるかもしれないと発言したことが不安視された。

一方、FTSE100種で値上がりした数少ない銘柄のうち、出版のピアソン(PSON.L)は2.2%高となった。今年は黒字に転じるとの見方を維持したことで買い安心感が広がった。

<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。自動車株が売られたほか、軟調な決算を発表した銘柄も相場を押し下げた。通商政策に左右されやすい自動車銘柄は低迷が続いた。STOXX欧州600種自動車・部品株指数.SXAPは1.90%低下。米金融大手ゴールドマン・サックスが自動車業界にとって第3・四半期は厳しい時期となるとの見方を示したことが不安視された。

透析サービスを提供するフレゼニウス・メディカル・ケア(FMC)(FMEG.DE)は16.5%下落した。軟調な決算が嫌気された。フランスの食品大手ダノン(DANO.PA)は4.3%下落した。中国における粉ミルクの売り上げが減ったことやモロッコで消費者のボイコットが起きたことを受けて、第3・四半期の売り上げの伸びが大幅に減速した。

一方、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディング(ASML.AS)は3.5%上昇した。第3・四半期利益が市場予想を上回り、半導体市場の弱含みを巡る懸念が後退した。

<ユーロ圏債券> イタリアの予算案について欧州委員会が欧州連合(EU)の財政規律に違反しているとの見解を示すと伝わったことで、イタリア国債利回りが上昇に転じた。独誌シュピーゲルによると、欧州委のエッティンガー委員(予算・人事担当)は、イタリアの2019年予算案がEU財政規律に沿っていないとの見解を示した。

イタリア内閣は15日に19年予算案を承認。社会福祉支出を拡大し、退職年齢を引き下げるほか、財政赤字を拡大させる内容で、EUの財政規律に違反するかどうか審査が行われている。

イタリア財務省はこの日、週内に実施する債券交換の一環として、一部の長期債をリオープンすると発表。これを受け長期債利回りが上昇し、シュピーゲル誌の報道と相まって短期債にも利回り上昇が波及した。

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