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欧州市場サマリー(24日)
2016年11月24日 / 20:06 / 1年後

欧州市場サマリー(24日)

[24日 ロイター] - <為替> ドルが対ユーロで20カ月、対円で8カ月ぶり高値を付けた後、上昇が一服した。感謝祭で米金融市場が休場となる中、商いは低調だった。

ドルはオーバーナイトの取引で、インドルピーINR=、トルコリラTRY=、人民元CNH=D3など新興国通貨に対しても、軒並み記録的な水準に値上がりした。

トルコ中銀はリラの急落を受けて、約3年ぶりの利上げに踏み切った。

ドル/円JPY=は一時113.53円に上昇。その後は約0.5%高の113.03円。

ユーロ/ドルEUR=は一時1.0518ドルに下落した後、1.0573ドルの水準で安定した。ドルは2015年3月につけた1.0457ドルの高値水準を突破すれば、パリティー(等価)が視野に入る。

<ロンドン株式市場> 製薬株などに買いが入ったものの、送電会社ナショナル・グリッド(NG.L)などの配当落ち銘柄が売られ、おおむね横ばいで取引を終えた。

この日はナショナル・グリッドのほか、ボーダフォン(VOD.L)、DCC(DCC.L)、通信大手BT(BT.L)、医療機関運営のメディクリニック(MDCM.L)などの配当落ち銘柄が売られたほか、目標株価引き下げが嫌気されたエンジニアリング・サポート・サービスのバブコック・インターナショナル(BAB.L)が1.3%安で終了した。

一方、これまで下落傾向にあった製薬株が欧州株式市場全体で反発するなか、グラクソ・スミスクライン(GSK)(GSK.L)、アストラゼネカ(AZN.L)、シャイアー(SHP.L)はそろって1%を超えて上昇した。

<欧州株式市場> 小幅高で終了した。ヘルスケア関連株に買いが入ったものの、通信株と公益株が売られたことで上昇が一部相殺された。ただ米市場が感謝祭の祝日で休場となっているため商いは薄かった。

化学のアルケマ(AKE.PA)はUBSによる目標株価引き上げが好感され1%高となったほか、自動車保険のダイレクト・ライン(DLGD.L)は2.8%高。モルガン・スタンレーによる投資判断引き上げが買いを誘った。イタリアの銀行大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)(BMPS.MI)は3.3%高。株主総会の出席者数が50億ユーロの資本増強計画の議決に必要な水準に達したことが好感された。

このほか、事業拡大計画を発表した宅配ピザのドミノ・ピザ(DOM.L)は3.2%高、クレディ・スイスが目標株価を引き上げた風力発電機大手のベスタス(VWS.CO)は5.2%高で終了した。

<ユーロ圏債券> 域内の低格付け国債の利回りが低下した。改憲をめぐるイタリアの国民投票を含め、政治環境が厳しい状況になれば、欧州中央銀行(ECB)は市場を支援するとの期待が高まった。

イタリアIT10YT=TWEB、スペインES10YT=TWEB、ポルトガルPT10YT=TWEB10年債利回りは軒並み6─8ベーシスポイント(bp)低下した。

イタリア10年債は7bp低下の2.07%まで下げた後、2.12%程度に戻した。ドイツ国債との利回り格差は約186bpに開いており、なお2014年5月以来の水準近辺にある。

独10年債利回りDE10YT=TWEBは2bp低下の0.26%。

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