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ベラルーシ移民危機は軍事衝突に発展も、バルト3国が警告

[カプチアミエスティス(リトアニア)/ワルシャワ 11日 ロイター] - リトアニア、エストニア、ラトビアの3カ国は10日、隣国ベラルーシから欧州連合(EU)の境界沿いに移民が押し寄せている問題について、軍事衝突に発展する恐れがあると警告した。ウクライナは一方、国境警備を強化する方針を明らかにした。

バルト3国の国防相は共同声明を出し、ベラルーシはEUによる既存の制裁への報復として意図的に移民をEUに送り込むことで、欧州の安全保障に深刻な脅威をもたらしていると指摘。

「挑発行為や重大事件が発生する可能性が高まり、軍事領域に波及するリスクもある」とした。

ベラルーシ国防省は先に、EU加盟国ポーランドが国境付近に配備する兵士を増強させていることを受け、同国単独および同盟国ロシアと共同で「適切な対応措置」を取らざる得なくなると表明していた。

EU非加盟のウクライナは、移民危機が同国に飛び火するのを恐れ、ベラルーシとの国境沿いに兵士と警察官を8500人増派すると発表した。

ポーランド当局によると、ベラルーシ側の国境沿いで立ち往生している移民はポーランドの国境警備隊に石や木の枝を投げつけ、国境を無理やり越えるために夜間に丸太で鉄条網を壊そうと試みた。

EUはベラルーシ政府が戦争で荒廃した国から難民を呼び寄せ、ポーランドに意図的に送り込んでいると非難し、15日にもベラルーシに対する追加政策を発動する可能性があると表明している。

ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシア産天然ガスを自国経由で欧州に送っているパイプラインを止めるなどの報復措置を取る可能性があると主張している。

ベラルーシとポーランドの国境で立ち往生している移民は凍り付く寒さの中、テントを張り越境の機会をうかがっている。ポーランドは数カ月前からの移民危機で少なくとも7人が死亡したと報告している。

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