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仏大統領、不法移民巡り欧州全体の対応改めて訴え 密航ボート転覆で

11月25日、 フランス北部から英国へ密航しようとした移民のボートがドーバー海峡近くで転覆して27人が死亡したことを受け、マクロン仏大統領は、再発防止に向けて北部沿岸の監視強化を約束するとともに、移民問題は欧州全体で取り組む必要があると改めて訴えた。写真は仏カレー近くのドーバー海峡を臨む海岸をパトロールする警察官(2021年 ロイター/Pascal Rossignol)

[ダンケルク(フランス)/ザグレブ 25日 ロイター] - フランス北部から英国へ密航しようとした移民のボートがドーバー海峡近くで転覆して27人が死亡したことを受け、マクロン仏大統領は25日、再発防止に向けて北部沿岸の監視強化を約束するとともに、移民問題は欧州全体で取り組む必要があると改めて訴えた。

クロアチアの首都ザグレブを訪れたマクロン氏は、フランスの対応は妥当だと主張。ただ多くの移民希望者にとってフランスは一時的に滞在する国にすぎず、不法移民にはより欧州的な取り組みが求められるとした上で「わが国の治安部隊は昼も夜も働いているとはっきり言いたい。しかし何をおいてもまず、われわれはベルギー、オランダ、英国、そして欧州連合(EU)欧州委員会との協力を真剣に強化していかなければならない」と語った。

今回のボート転覆事故は、EU離脱を巡って既にあつれきを生じているフランスと英国の新たな対立も生んでいる。ジョンソン英首相はフランスの過失を指摘し、フランスのダルマナン内相は英国の「不適切な移民管理」に非難の矛先を向けた。

こうした中でジョンソン氏は25日、英仏が新たな痛ましい死亡事故を避けるために打ち出すべき5つの対策を記した書簡をマクロン氏宛てに送ったことを明らかにした。

具体的には、フランス沿岸からより多くのボートが出航するのを防ぐことを念頭に置いた共同パトロールや、センサーやレーダーの有効活用、英国とフランスおよびEUとの移民返還協定の早期締結などが含まれている。

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