June 27, 2018 / 1:12 AM / 23 days ago

独首相、CSU・SPDと協議 難民巡り週内のEU合意見通せず

[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は26日夜、ベルリンの首相府で、連立を組むキリスト教社会同盟(CSU)と社会民主党(SPD)との会合を開いた。難民・移民政策を巡る意見対立の解消に向けた協議とみられる。

 6月26日、ドイツのメルケル首相は同日夜、ベルリンの首相府で、連立を組むキリスト教社会同盟(CSU)と社会民主党(SPD)との会合を開いた。カウダーCSU会派院内総務と話す同首相。ベルリンで撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke)

メルケル首相はこの日、スペインのサンチェス首相と会談。難民・移民政策で協力することで合意し、欧州全体でのアプローチが唯一の道との考えを示した。ただ、今週中に欧州連合(EU)全体で難民・移民対策の合意に至ることは想定していないとも明らかにした。

メルケル首相がCSUとの連立を維持するためには、今週28─29日のEU首脳会議で難民・移民対策を巡り何らかの合意をまとめる必要がある。

CSU党首のゼーホーファー内相は、メルケル氏がドイツの難民・移民対策での負担軽減に向けた少なくとも二国間の合意を取り付けられなければ、メルケル氏が反対する国境管理の導入に踏み切る考えを示している。それが現実となれば、連立政権の終わりを意味しかねない。

メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の多くのメンバーは、ゼーホーファー内相が来週、他のEU加盟国で登録した難民申請者の受け入れを拒否する計画を実行に移す場合、ゼーホーファー氏を解任すべきと考えている。また、CSUとCDUが70年続けた同盟関係を解消する可能性もある。その場合、メルケル首相は連邦議会(下院)での過半数議席を確保できなくなる。

CSUはEU首脳会議の終了後に次の行動を決定する方針。CSUのゼーダー・バイエルン州首相は「7月1日に幹部が首脳会議での成果を評価し、どうするかを話し合う」と語った。ただ、CSUの多くのメンバーはメルケル首相との対立を解消するよう上層部に求めている。

メルケル首相は、サンチェス首相と臨んだ記者会見で、週内のEU全体での合意は想定していないものの、合意に至った部分もいくつかあると明らかにした。

両首相は、欧州に到着する難民・移民を抑制するため、北アフリカ諸国をいかに支援するかについても協議した。

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