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欧州市場サマリー(8日)
April 8, 2016 / 7:16 PM / in 2 years

欧州市場サマリー(8日)

[8日 ロイター] - <為替> 円は対ドルで下落した。麻生太郎財務相が、急速な円高をけん制したことを受け、市場介入の可能性が意識され、円の重しとなった。世界的な株高や原油高もリスク選好を下支えし、安全資産とされる円の投資妙味が薄れた。

<ロンドン株式市場> 反発した。ロンドン市場は好調な1次産品関連の銘柄が多いことから、欧州の他の市場と比べ底堅い動きが続いている。FT100種は週間ベースで約1%高。過去4週間のうち3週で値上がりしている。

鉱業株指数.FTNMX1770は3.76%上昇した。個別銘柄ではチリの銅生産大手アントファガスタ(ANTO.L)、スイスの商品取引・資源大手グレンコア(GLEN.L)、英豪系資源大手のリオ・ティント(RIO.L)とBHPビリトン(BLT.L)、英アングロ・アメリカン(AAL.L)が1.6%から8.1%上昇した。

エネルギー株はFT100種を約19ポイント押し上げた。中でも石油大手の英BP(BP.L)と英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェル(RDSa.L)の値上がりが顕著だった。

小売り大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)(MKS.L)は2.6%高だった。市場予想を上回る業績を前日に発表して以来、買いが続いている。カナコード・ジェニュイティは投資判断を「投機的な買い」から「買い」に引き上げた。M&Sは週間ベースで9.1%値上がりし、2014年11月以来の大幅なプラスとなった。

<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。イタリアの銀行株が持ち直したほか、石油株が買われ全体水準を押し上げた。

STOXX欧州600種石油・ガス株指数.SXEPは3.46%上昇した。米国とドイツの好調な経済指標を背景に原油価格が上昇した。世界的な供給過剰が終わりに近づいているとの期待も原油相場を押し上げた。

石油大手の英BP(BP.L)とフランスのトタル(TOTF.PA)、イタリアのENI(ENI.MI)は3.3%から4.3%上昇した。

この日はイタリアの銀行株が買われ、中でもウニクレディト(CRDI.MI)は9.7%上昇と、FTSEユーロファースト300種の中で最も大きく値上がりした。イタリア政府が近いうちに、銀行の不良債権を買い取り資本不足に歯止めをかけるため基金の設立計画を発表するとの期待が買い材料となった。同国の銀行は3600億ユーロの不良債権を抱えており、銀行システムの健全性が懸念されている。イタリア政府はこうした不安を払しょくしたい構えだ。

モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(BMPS.MI)とUBI(UBI.MI)、バンコ・ポポラーレBAPO.MIは7.9%から10.9%値を上げた。イタリアの主要株価FTSE・MIB指数.FTMIBは4.08%上昇した。

    <ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回りが再びゼロに近づくなか、南欧重債務国の債券が安定した動きとなった。

    スペイン10年債利回りES10YT=TWEBが9ベーシスポイント(bp)低下して1.53%。週間では約9bp上昇した。

    イタリア10年債利回りIT10YT=TWEBも8bp下がって1.32%。週間で10bp上がった。

    ポルトガル10年債利回りPT10YT=TWEBは7bp低下したが、先週以来44bp上昇している。

    ドイツ10年債利回りDE10YT=TWEBは1bp上昇して0.10%。ただ、昨年につけた過去最低の0.05%付近で引き続き推移した。

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