Reuters logo
欧州市場サマリー(1日)
2017年11月1日 / 19:08 / 22日後

欧州市場サマリー(1日)

[1日 ロイター] - <為替> ドル/円JPY=が上昇し114.15円近辺で推移。7月中旬以来の高値となる114.44円に近づいた。10月のADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が23万5000人増と、7カ月ぶりの大幅な伸びとなり、市場予想の20万人増を上回った。

<ロンドン株式市場> 反落。決算が嫌気された衣料小売り大手ネクスト(NXT.L)と金融大手スタンダード・チャータード(スタンチャート)(STAN.L)が売られ全体水準を押し下げた。

10月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)が好調だったことを受け、イングランド銀行(英中央銀行)が2日に利上げするとの見方が強まった。これを受けポンドが上昇し、ドルで収益を上げる企業の重しとなった。

ネクストは9.1%下落。経営状況が「非常に不安定だ」と述べたことが嫌気された。ネクスト株は7月に低迷して以来、約38%上昇してきたが、この日は10カ月ぶりの大幅安となった。

スタンチャートは6.1%下落し、1年近くぶりの大幅安となった。第3・四半期利益は市場予想を上回ったものの、経費が増えたことが嫌気された。

<欧州株式市場> 上昇。好調な決算が材料視された。STOXX欧州600種指数は取引時間中に0.7%高の398.05ポイントと、2015年8月以来、2年超ぶりの高値をつけた。

米国の減税政策や世界的な経済回復、好調なテクノロジー部門を材料に世界的に株式相場が上がっており、こうしたことも欧州株を押し上げた。

ドイツのクセトラDAX指数.GDAXIは1.78%上昇し、過去最高値をつけた。6カ月超ぶりの大幅高だった。

スウェーデンの石油会社ルンディン・ペトロリアム(LUPE.ST)は5.8%上昇した。原油高と生産増加に伴い四半期利益が過去最高となった。配当を前倒しすることを検討すると述べた。

ブックメーカー(賭け業者)の英パディパワー・ベットフェア(PPB.I)は5.2%上昇した。コア利益の通期見通しを引き上げたことが好感された。

<ユーロ圏債券> 米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控えて10年物独連邦債DE10YT=RRと米国債US10YT=RRの利回り差が拡大し4月以来の水準付近となった。

両銘柄の利回り差は一時202ベーシスポイント(bp)と先週つけた6カ月ぶり高水準の204bpに迫った。終盤の取引では200bp近辺。

みずほのアナリストはリポートで「ユーロ圏と米国の金融政策の見通しが異なる限り、欧州の国債と米国債の(利回り)格差は今後も広がる」との見方を示した。

このほか、みずほのストラテジスト、アントワーヌ・ブーベ氏は、「ECBがあと約1年間は債券買い入れを継続することを決定した一方で、FRBは利上げに着手しており、マクロ経済的な背景の相違が欧米間の差につながっている」と指摘。

独連邦債10年物DE10YT=TWEBの利回りは0.37%と小幅上昇。他の高格付けのユーロ圏債券の大半も利回りは1─2bp上昇。

一方、イタリアIT10YT=TWEB、スペインES10YT=TWEB、ポルトガル国債PT10YT=TWEBの利回りは一段と低下。なかでもイタリア10年債利回りは1月以来初めて1.80%を下回った。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below