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欧州市場サマリー(8日)
2017年11月8日 / 20:10 / 15日後

欧州市場サマリー(8日)

[8日 ロイター] - <為替> ドルが対円で約1週間ぶり安値をつけた。米税制改革の実現が遅れるとの懸念がドルを圧迫した。主要6通貨に対するドル指数も0.03%低下した。米紙ワシントン・ポストは前日、上院共和党指導部が税制改革の柱である法人税減税を1年先送りする可能性を検討していると報じた。

<ロンドン株式市場> 反発。一次産品と消費関連株が買われ全体水準を押し上げた。

消費関連では日用品のユニリーバとブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が1.4%と0.5%それぞれ上昇し、FT100種の押し上げ要因となった。石油大手のロイヤル・ダッチ・シェルと資源大手のリオ・ティントの値上がりも相場を押し上げた。

小売大手マークス・アンド・スペンサー(M&S)は1.6%上昇した。上半期利益が予想ほど落ち込まなかった。また、事業再建計画を加速させるとしたほか、食料品店「シンプリー・フード」の新規店舗を当初予想よりも減らすとの発表が好感された。

<欧州株式市場> まちまち。米国の税制改革案や「トランプフレーショントレード」に対する懐疑的な見方が出たほか、利回り低下に伴い銀行株が売られた。イタリアの銀行の不良債権問題も不安視された。

STOXX欧州600種金融サービス株指数と銀行株指数は0.39%と0.11%それぞれ低下した。

債券市場の動きも銀行株の重しだった。

イタリアの銀行部門がかかえる不良債権問題も材料視された。

イタリアの銀行、クリーバル29.0%急落。不良債権処理の資金として株式発行を発表。同国の同業他社も資金調達が必要となる可能性が懸念された。イタリアの銀行大手バンコBPMとBPER(バンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャ)は7.5%と4.4%それぞれ下落した。

<ユーロ圏債券> ドイツの長期国債利回りが低下、長短の利回り格差が4カ月ぶりの水準に縮小した。

欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れ計画を延長し、買い入れ計画終了後も低金利を維持すると確約するなか、投資家はリターン狙いから長期債への選好を強めている。ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5年先5年物インフレスワップは過去数カ月で上昇したものの、ECBが目指す2%近辺には依然到達していない。

米国では、税制改革法案を巡る不透明感からインフレ期待や長期債利回りが抑えられる一方、先行きの利上げ観測から短期債利回りは上昇している。

ドイツ30年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し1.13%と2カ月ぶり低水準。同10年債利回りも1bp低下し2カ月ぶりの水準となる0.31%をつけた。同2年債利回りは横ばいのマイナス0.76%。2年債と10年債の利回り格差は108bpで、今年7月初旬以来の低水準。

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